グランマの扉

女4代にぎやかな日々

秋の遠足・国立西洋美術館

2017-11-28 | 旅行


ホームで食べたお握り一個で、健気に元気になった私達。

上野駅に着くや否や、そのまま西洋美術館へ出向き、「北斎とジャポニズム」を観賞する事にしました。


本当は翌日土曜日の予定だったのですが、電車内で平日の方が混まないだろうと急遽予定変更。



目論見通り、チケットはすんなり買えたのですが、流石に中は大混雑。
皆さんの流れにそって、ゾロゾロと観賞。



それにしても、どうして日本の美術館はあんなに暗いのかしらん。

いえ、作品の色を保護する為とは知ってはいるんです。

でも、スペインでも、中欧でも、メトロポリタン美術館でも、明るい照明の中での観賞だったんですよね。
そして広々としているから、自分のペースで回れるし・・・


混んでいるし、暗いので、作品はもとより、何と言っても説明文が読み辛い。

松重豊さん解説の音声ガイダンスを借りましたが、あれ、改善の余地ないのかしら・・・




でも、内容はとっても楽しめました。
北斎の絵が、ドガ、モネ、セザンヌ、ゴッホなど西洋の巨匠と言われる方々に多大な影響を与えて事は知っていましたが、それを具体的に並べての展示は、やはり面白い。

特に、スペインで見た莫大な量の宗教画を見ていると、永年あの系統にがんじがらめになっていた画家達が、その後自分のスタイルを模索していた中で北斎始め日本の浮世絵にどれだけショックを受けたかわかるような気がします。

思いがけないデフォルメ、自由な視点と構図、そして生き生きとした線。
人間主体ではない画風。

目から何枚もウロコが落ちたんじゃないかしらん。。。



珍しく夫も時間をかけてジックリ観て回り、私もお陰でたっぷり楽しむ事が出来ました。





さて、美術館の後は、早目の夕食・・・と言う事で、そのまま神田へ。







昔の店が焼失してからは、私は初めてだったのですが、以前の注文の独特の読みあげは娘さん(?)に変わっていて、月日の移り変わりを感じました。

が、やはりお蕎麦は美味しかった。


先ずは、あなごの白焼きで一杯。






お隣の席の男性グループの真似をして、







天たね、かまぼこも頼み、ホロ酔いの中、古代日本から絵画まで珍しく話の弾む夫婦。



〆は勿論、せいろ。







すっかり満足しましたが、時間はまだ夕方六時。


そのまま東京駅へ。







ここの近くにある、KITTE(JPタワー)の中に東京大学コレクションの展示があるのです。

学術的に貴重なものが沢山あるのですが、展示の仕方がお洒落。

が、ここも美術館と同じく写真撮影禁止。


・・・・海外の美術館って結構写真OKですし、北大の博物館も基本OK。
幻の絶滅巨鳥エピオルニスとかの骨格標本とか、同じく巨鳥モアの巨大な卵とかのレプリカ、写真に撮ってちびに見せたかったなぁ。




そんなこんなでホテルに戻ったのですが、まだ時間は早い。

と言う事で、レストランでステーキを一皿頼み


それに飽き足らず、夫の部屋で叉お喋り&



旅に出ると仲がいい~~  





この日の歩数計






歩数は大したことありませんが(旅行中にしては)階数が、さすが東京。
電車の乗り換えの為の階段昇降が多いですものね。

東京人は足腰達者になるわ~~






明日は最後の東京半日遠足を  
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
KITTE (でこ)
2017-11-28 22:25:56
KITTE内のコレクション。私達夫婦も楽しんだ。予想外(失礼)に充実した展示物で(しかも無料)お得感満載だった。
返信する
そうだ! ()
2017-11-29 17:20:55
そういえば、でこちゃん御夫婦も好きそうなスペースだったわ


あ、そうだ。
今度来札した時には、是非北大の博物館へも。
広い構内に建っていて、内容も中々興味引かれると思います。
勿論、無料です。
返信する

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