美味!な日々

おねむ(舞台:シェイクスピア・ソナタ)

松本幸四郎率いる演劇ユニット、シアターナインスの10周年記念公演『シェイクスピア・ソナタ』を観に行きました。シェイクスピアの四大悲劇の旅公演の一座が座長(松本幸四郎)の亡き妻の実家で公演中に起こる五番目の悲劇を描いた作品で、作・演出はドラマ『時効警察』でもおなじみの岩松了(役者として出演もしており、この舞台での道化的役割を演じていて、たくさんの笑いを誘ってました)。場内は幸四郎さん目当てと思われるおば様方が多く、全体的に年齢層高めの客層でした。

舞台は公演中の楽屋。ライトや音だけで時間・天気の変化が表現されていました。風向きで聞こえるという設定の波音と、携帯電話の着信音がポイントポイントで効果的に使われていたのが印象的でした。少々難解で複雑なお芝居でしたが、人間臭さや滑稽さ、悲しさがとっても伝わってきました。こういうお芝居は見たことがなかったので面白かったです。でもでも~、仕事で疲れていたのか、お芝居の効果なのか、、、観劇中、変な心地よさがあって、睡魔に襲われること度々…危なかった~(苦笑)。

今回の私のお目当ては、、、最近ドラマ『電車男』『のだめカンタービレ』『時効警察』と何故かハジけた役が多い豊原功補さん。もぉ、立っているだけでカッコイイです。動きは俊敏で若い!12年ぶりの舞台とは思えないくらい活き活きと舞台上を飛び回っていました。そんな豊原さんと同じくらいステキだったのが座長の息子を演じていた長谷川博己さん。彼は写真写りが悪いですね。。。実物は数段カッコイイです。秋に彼が出る『カリギュラ』も観に行く予定なのですが、事前に彼の舞台を見ることができて良かったです。『カリギュラ』もさらにさらに楽しみになりました。

それにしても緒川たまきさんの美しさにはうっとり。泣きの演技でも彼女にはすごい華がありました。想像以上に伸びる声もステキでした。高橋克実さんも別な意味での華があって、笑いの中にも哀愁漂う感じで、造り酒屋の専務役を存在感たっぷりに演じていました。冒頭、ちゃんと髪の毛ネタで笑わせてくれましたし(笑)。一方で主演の幸四郎さんは、何を言っているのかわからないところ多数でちょっとがっかりでした。立ち居振る舞いはさすがでしたけどね。

余談ですが、舞台って俳優さんが観に来ていることが多く、良くお見かけします。先日の『犬顔家の一族の陰謀』でも渡辺いっけいさんをお見かけしてちょっとうれしかったのですが、今回は荒川良々さんを見かけちゃいました(密かに大喜び)。休憩中、ロビーでチラシを見ていてふと顔を上げたら喫煙所で煙草を吸っている荒川さんとばっちり目が合ってしまい、超びっくり。びっくりしすぎて、あたふたとその場を立ち去ってしまいました(笑)。あと、絶対芸能人!と思われる水嶋ヒロ似のイケメンも観に来てました。まじまじとは見れなかったので本人かは不明ですが。。。

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