Le Salon de la cuisine

お料理教室の紹介を中心にワインとお食事などのブログ

お料理教室L'Etincelle avec ブルゴーニュ魂200708

2007-09-13 20:39:21 | Weblog

アップが遅くなりましたが、8月もお料理教室L'Etincelle、
ブルゴーニュ魂西方氏とのコラボ企画を開催いたしました。



今月のメニューは
「帆立貝柱とまぐろのタルタル 夏野菜のサラダ」
「牛ほほ肉のプロヴァンス風煮込み」
の2点です。


「帆立貝柱とまぐろのタルタル 夏野菜のサラダ」
夏らしくさっぱりした一品です。


「牛ほほ肉のプロヴァンス風煮込み」
旅行で出かけたニース産のオリーヴを使ったトマト風味の煮込みです。
バターを使わず仕上げるので煮込みといってもさっぱりした風味です。

西方さんセレクトワインは・・



2004 キザン セレクション シャルドネ
2005 ペルナン・ベルジュレス   マリウス・シャヴィ
2005 ピュリニー・モンラッシェ   ジャン・ルイ・シャヴィ
2005 キザン・ファミリー・リザーヴ
2004 ジュヴレ・シャンベルタン  ルー・デュモン



8月は本当に暑い日が続きましたね。
9月からは秋の素材を使ったお料理を企画しております。
ご参加のみなさま、次回もよろしくお願いいたします。




FRANCE2007~10

2007-09-05 16:45:21 | Weblog

次の日はエペルネにあるBOIZELへ



エペルネのシャンパーニュメゾンが立ち並ぶ大通りにあります。

こちらでも最初に地下セラーをご案内いただきます。

老舗のメゾンらしく、こんなお宝ルームが





一体どんな味がするのでしょう?

明るいテイスティングルームで5種類を試飲しました。



大きいメゾンだけに製品のプロモーションもさすがです。
いただいたパンフレットにも味わいや香りのほか、
日本食ならどういう料理に合うという情報まで記載されていました。



その後エペルネのワインショップへ。
こちらはおばあちゃんがひとりで切り盛りしているショップ。
良心的な値段で購入することが出来ます。


魅力的なディスプレイ。

ちょうどお昼になったので、ランチへ。

昨日のビストロのある同じホテルの中のレストランへ伺います。



カトラリーもビストロとは違っています。


「牛肉のタルタルとポワロー葱のムース」


「モンサンミッシェル産ムール貝のカレークリームソース」


「鱈のグリエ」


「鶉のロースト」


「フロマージュ」


「アプリコットのデセール」

ゆっくり食事とシャンパーニュをいただいて、
午後はパリへ向かい日本へ帰ります。



エペルネからランスへ向かう道に展望所があるのですが、
この風景が大好きです。

また来年もこの風景を眺めることができますように。


FRANCE2007~9

2007-09-02 10:45:07 | Weblog
午後はメニル・シュール・オジェ村にある
Pierre Moncuitへ

この村はコート・デ・ブラン地区にあり、
シャルドネの産地。
ブラン・ド・ブランが多く作られていて、
サロンやジャック・セロスなどもこの村にあります。
Pierre MoncuitはRMで大好きな作り手です。





優しい笑顔のムッシューがお出迎え。
地下のセラーを案内していただきます。



いままで見てきたセラーの中でも最も綺麗ではないかと思うくらいでした。
ボトルはcm単位の狂いはないのではないかというくらい美しく積見上げられています。
セラーにありがちなクモの巣や水溜りもありません。
このセラーは見事にムッシューの性格を現しているようです。
好感が持てるセラーです。










基本的には昔ながらの作り方を受け継いでいるとのこと。
全て綺麗という言葉がぴったりのエレガントなシャンパーニュです。
もちろん全て美味しかったのですが、
その中でも特に私達はヴィンテージのノン・ドセが気に入りました。
Cuvee Nicole Moncuitはお買い得な1本だと思いました。



帰り際に庭先に葡萄を発見したので
「シャルドネ?」
と聞くと
「ううん。シャスラ」とのお返事。

いたずらっ子みたいな笑顔とともに




FRANCE2007~8

2007-09-01 19:06:42 | Weblog

朝早くから待ち合わせしてシャンパンメゾンへ。

この日の午前中は
Alfred Gratienというエペルネのシャンパンメゾンを訪問します。
フランス人のシェフ仲間も含めて6名です。
まずはマダムに工場内と地下セラーを案内してもらいました。

エペルネはランスから車で30分ほどです。
有名なシャンパンメーカーも数多くあります。
モエ・シャンドンやペリエ・ジュエ、ポル・ロジェなどなど。

有名メーカーの他にもエペルネにはメゾンが数多く存在しその大多数が、
ランスの世界的に有名なシャンパンメゾンと地方の個人経営のメゾンの中間ぐらいの規模です。
日本でもシャンパーニュ通の方なら知っているメゾンが多く存在します。
今日伺ったのはそんなメゾン。
なんとなくエペルネらしい印象を受けます。



テイスティングは5種類ほど。


スタンダードのNV


Alfred Gratienの最高キュベ「Cuvee Paradis」



ゆっくり時間をかけて味わうことができました。

ランチはエペルネのホテルにあるビストロへ。



エペルネでは有名なお店ですが、私達が行ったときには
ジャクソンの社長やその他シャンパンメゾンのマダムなど凄い方々が会食中。
それぞれに呼ばれて挨拶している我々の連れのシェフは一体何者なんだろう・・。
など考えつついると、謎のシャンパーニュが運ばれてきます。







前日に有名ソムリエ達がテイスティングしたシャンパーニュが残っていたので、
飲んでいいよ、とお店から。
こんなに古いヴィンテージシャンパーニュは初めていただきます。
もっとヒネた香りがするのかと思いきや、
つい最近デゴルジュマンしたばかりなのでびっくりするほどすんなりといただけます。
こんな味を知ってしまうと他が飲めなくなってしまいそうで。


主人の頼んだ「ほろほろ鳥のロティ」


「リ・ド・ヴォーのポワレ」


この他にも1本

この時点でお腹一杯なのに、
一緒のフランス人達はなにやらデセールの相談を始めている・・。
やっぱりフランスではデセールは欠かせないのね・・。



こんなにお腹一杯になって午後は大丈夫かしら?
少しみんなでゆっくりしてからお店を後に。



よくよく考えてみるとこのとき既にお腹の中には、
シャンパーニュがグラスで10杯以上も。
しみじみシャンパーニュが大好きで良かったな~と。
でなかったら午後はお昼寝モードだったかも。