ぬらりひょんの孫～千年魔京～ 第６話「遠野・物語」

羽衣狐の名前を聞いて京都へ行く決意を固めるリクオだったが、総大将は今のままでは死ぬと反対するのだった。
問答無用で連れ出す前に遠野へ修行に行けって言えば良かったんじゃないだろうか。
初日から逃げ出そうとか思わずに真面目に教えてもらったり出来たりしたんじゃないかな。
しかし自分で技を盗めっていうスタンスで行かないと上達しないとか、負けん気の問題だったのかもしれないね。
はいはい言うだけじゃダメということなのかも。
ところで「アイツらを呼べ」と総大将に言われて誰か分かる鴉天狗マジ鴉天狗！
話の流れで察したにしろ畏は生粋の妖怪であれば自然に出来るものみたいだから誰でも良さそうなのにね。
こういう所を見たらやっぱり鴉天狗は奴良組のお目付け役なんだなぁ…って思う。
そういえば遠野からお迎えが来た時に首無がちゃっかり毛倡妓に首を抱えられてて笑った。

「畏の発動とは…ビビらせたり気押したり妖怪としての存在感を一段階上にあげるものだ」
「お、おう…」
不覚にもこの会話にニヤッとしてしまった…orz
２５に毒されてるな。
リクオの修行に付き合ってくれる妖怪たちは比較的リクオに対して好意的に接してくれてる印象。
よろしくってちゃんと挨拶を返すし。
最初に挨拶しろよと集まってたのは幹部連中だったから威圧的で批判的だったんだろうか。
なんで修行相手がうちなんだよ、格下扱いかよ…という思いがあったのかもしれない。
イタクは最初からずっとツンツンしてて良いね。
教育係とバラされて赤くなったのは、教育係と自己紹介すらしてないのに世話しちゃってたことが恥ずかしかったのだろうか？
ツンとしながら協力してくれるのが良いので、そのままでいてください。

京都に帰りついたゆら。
封印の一柱になるみたいな話が出ましたが、兄弟いっぱいいるなぁ。
…って知ってるんだけど実兄は竜二だけなんだよね。
ゆらが「おじいちゃん！」と嬉しそうに呼んだのが可愛かったな。
お爺ちゃんっ子だったんだろうなぁ、ぬらりひょんにも好意的だったもんなぁ、と少しほっこりするのでした。
青春１８切符で鈍行を利用しつつコーラにメントス…面白かった。
竜二の手紙も面白い。

　お兄ちゃん一緒には帰れないが良いことを教えてあげよう
　コーラにハッカ飴を入れて飲みなさい
　ハッカは疲れを取るのに一番なんだ
　発育効果もあるぞ

慌てて謝るゆらが可愛かったなぁ。
竜二は絶対想像して笑ってるだろうけど、その時のゆらの様子を見たかったと見悶えてても面白い。
そうそう竜二がゆらに対して自分のことを「お兄ちゃん」と言うのが良い。
何と言うか分家からたくさん兄弟が出来るけど実兄は自分一人だという自負がある感じがする。
ゆらはそんなこと気付いてなくて竜二兄ちゃん秋房兄ちゃん…と単純に呼び分けてるけど。

鯉伴の葬儀で泣き崩れる若菜さんを見て辛い…。
早く鯉伴と若菜さんが結婚する経緯を見たいんですけど!!
本誌の掲載順位がヤバいんですけど!!


次回「鏡花水月」