りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

オシャレなテレコ。

2011-04-15 | Weblog
数日前に、生まれて初めて手にしたラジカセのことを書いた。

今日は、その次・・・つまり2代目のラジカセについて書こうと思う。
初代のラジカセを10歳で手に入れ、一気に聴く音楽の守備範囲が
広がった僕は、中学生に進学すると、さらに広がった。
佐野元春、サザンオールスターズ、高中正義、浜田省吾・・・etc.

そんな邦楽もさることながら、何よりも僕の音楽の守備範囲を
拡大させたのは、「洋楽」だった。

ビリージョエル、シカゴ、スティービー・ワンダー、
そして、マイケル・ジャクソン。

そんな右肩上がりの音楽ライフを相変わらず支え続けていた
僕のラジカセだったが、或る日、突然壊れた。
まったく、音が出なくなったのである。

当たり前のようにいつも自分のそばにあったラジカセ。
今の時代でいえば、携帯電話が使えなくなったのと同じ
くらいの不便さが僕を襲った。
まるで身体の一部が欠けたような感覚だ。

僕は少しずつ小遣いやお年玉を貯めていた貯金と、
少しだけ親に甘えて(笑)、新しいラジカセを購入した。
購入前にいくつもパンフレットを取り寄せ、家電量販店にも
何度か足を運び、決めた。

SANYOの「オシャレなテレコ」。

今、商品名をキーボードで打ち込んでいて、あまりの
懐かしさにのけ反りそうになった(笑)
(しかし「テレコ」って、何の略なんだろう?)

とにかく、僕は新しいラジカセを購入した。
この2代目ラジカセと初代ラジカセが最も違う点。
それは、ステレオだったことだ。

写真を見てもらえれば分かるが、両側にスピーカーが付いていて、
しかもセパレートタイプで、本体と分離できる。
だからラジカセというよりは、コンポに近いスタイルだった。

この「オシャレなテレコ」にヘッドフォンを挿して、
あるカセットテープの曲を聴いた。

左右の耳から別々の音が聴こえて、頭の真ん中で立体的になる。
そのあまりにもクリアで綺麗なサウンドに感動したことを今でも
憶えている。

ちなみにこの曲は、後で知ったのだが、あのフィル・スぺクターが
プロデュースした曲だった。

なるほどな♪

「The Long And Winding Road」The Beatles
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2 コメント

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テレコ (sakai)
2011-04-15 14:35:11
テレコは「テープレコーダー」の略です。
私も中・高時代は洋楽に夢中でしたが
ある日、突然乱入してきた親父に
レコードプレーヤーのアームを
へし折られました。「勉強しない」
という理由で…その後、割り箸とガムテープで
補修し、何とか聞いていましたが、大切な
レコードに糊がついてしまい、その部分になると針が飛びます。CDになった今もその箇所が近づくと体がすくみます。正しい音楽的トラウマです。ちなみにマハヴィシュヌ・オーケストラというバカテク音楽集団のレコードです。嗚呼、恐ろしや
返信する
sakaiさん (りきる)
2011-04-15 17:12:53
>テレコは「テープレコーダー」の略です。

 なるほど。
 今思えば、非常にアナログな言葉の略だったのですね。

>突然乱入してきた親父

 出ました!
 在りし日のsakai家の家族団らん物語(笑)
 毎回お話を聞くたびに、僕はどうしても
 あの「寺内貫太郎一家」を思い出してしまいます(^_^;)
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