りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

晩夏の海。

2011-09-08 | Weblog
昨日の午後、取引業者の元へ出かけた。

ちょっと時間が空いたので、海に寄った。

台風一過ということもあって少し濁ってはいたが、

これから満ち潮になろうとしている潮騒の音は

僕の鼓膜に心地よく響いた。

潮風が頬を撫でる。

空も澄みきっていた。

ブルーの絵の具を斑なく塗ったような、青。

水平線に目をやると、はるか彼方にあるはずの

四国山脈が、間近に見えた。

誰も、いない。

何も、ない。

高い空と優しい潮風と防波堤の上の中年男。

ほんの一瞬、忙しい日常を忘れてたたずんだ、

晩夏の海。
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4 コメント

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日常の海 (ryuka)
2011-09-09 00:52:39
いいですね。ちょっと時間が空いたから、海を眺めに行く・・とか。
サイコーの贅沢ですよ!りきるさん!!
普段、あまりにも近くに海がありすぎると、だんだん、それが当たり前になってくるんですよ。
離れてみて再認識するんですよ。

波の音や海の色、忘れないようにします!
返信する
ryukaさん (りきる)
2011-09-09 11:43:55
>離れてみて再認識するんですよ。

 「海へ行くのに1時間もかかる。1時間もかけて
 手に入れられるものは、無いのと同じです・・・」
 憶えていますか?以前、ryuukaさんが言った言葉です。
 この言葉を耳して以来、海のある生活というものを
 以前よりも意識しはじめたような気がします。

 僕も海から離れて過ごしていた時期があったので、
 今は、本当に海が近くにあって、大げさではなく
 幸せに感じます。
 やっぱり、僕らは何歳になっても“海の子”なんですね。

 写真の海は、干汐の海です。
 いろんな場所でいろんな海を見てきたけど、
 やっぱり僕は、干汐の海が世界で一番好きです。
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干汐! (ryuka)
2011-09-10 22:38:09
やはり、干汐でしたか。
そんな気がしたんです。
遠浅の海岸なんてなかなかないですもん(笑)

晴れた日がいいですよね!
まぁ私は、荒れた波とかも好きですけど。
瀬戸内海なのに黒い海を見てるだけで時間がすぐ経って行きますよね。雨のグレーの海も…
返信する
ryukaさん (りきる)
2011-09-11 01:02:03
>遠浅の海岸なんてなかなかないですもん

 たしかに最近は、少なくなった。
 これも温暖化や自然破壊が要因なのかな?
 
 昔は「汚い海だなぁ」って思ってた時期も
 あったけど、今はあの遠浅の干潟も愛おしく
 感じます(笑)
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