理系お兄さんのぼやき日記

つれづれなるままに日暮らしすずりにむかひてこころにうつりゆくよしなしごとを…意外に覚えているもんだなw

訃報が届く…

2016-03-08 23:15:26 | 日記
紀行文を書いてましたが、先週末に訃報が届いたので急遽関東へ行っておりました。

久しぶりに元部下からラインが届いたと思ったら、元同僚が亡くなったとのこと。「あれ?俺と同世代なのに!」急な知らせに行くか行かないか迷いましたが、行かずに後悔するよりは行ったほうがいいよな…と思って行くことにしました。道中、「俺が離職する直前に子供が生まれてたから、そろそろ小学校入学くらいだろうに…」と考え、切ない想いをしながら向かいます。目的地では知らせてくれた元部下が迎えに来てくれてて、そのまま式場へ。喪服に身を包んだ懐かしい顔ぶれにホッとしつつも、飾られた花環などを見ると「ほんとに死んでしまったんだ…」と急に実感が湧くもんだね。役員や元上司は「よく来たね!」と労ってくれ、故人の様子などを聞かせてくれます。時間になったので式場内へ…遺影を見ても初めはピンときませんでした。どうやらここ数年、色々な病に罹っていたらしく、5年程度でも結構人相が変わってしまうんだなぁと。

読経中の焼香の際に、遺族が並んでお辞儀をしてくれるのですが、奥さんは気丈に、子供はまだ幼いために実感がないのか木魚のリズムで体を振ってる。一番つらそうなのはお母さんだったね。涙も枯れ果て、やつれた顔をしつつも丁寧にお辞儀をしてくださいました。ちょっと前に、お兄さんの母親から「親より先に死ぬんじゃないよ。親不孝だよ。」と言われてたのを思い出したわ。まあ、元同僚の場合は治りずらい病気を繰り返していたみたいなので、こうなることもやむを得なかったというのもあるけど、やっぱり母親にとって実の子に先立たれるのは辛いんだろうね…

翌日の告別式で花入れの際に顔を見たけど「ほんとに○○(彼のあだ名)は死んでしまったんだな…」と改めて実感させられました。同僚としてかなり激しくぶつかったこともあったけど、一緒に数多の現場に臨んで、泥だらけ汗まみれ雪まみれになりながら仕事をこなしてきた「戦友」の死は辛いね…彼、口は悪いが、いつも明るく前向きで色々教えてもらったりと、ほんと良い戦友でした。○○、ちょっと言い過ぎた時もあったな、ごめんよ。でも色々ありがとう。

昨日、帰ってきて今日から仕事に復帰でしたが、パートのおばちゃんに「やっぱり子供が死んだら辛いだろうね…」と聞くと「そりゃ、自分が腹を痛めて産んだ分身だもの。私なら立ってられないくらいショックだと思うよ」とのこと。続いて「いつ急に何かあっても後悔しないように生きないとね!」と励まし?の言葉を頂戴しました。うん、そうだよな。仕事にしろ趣味にしろ、生きているときに精一杯頑張らないとな。と決意を新たにするのでした。

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