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「人に良いと書いて食」 ルカワ・ユウの美食WEBジャーナル

Pre Catelan

2009年01月06日 | YUの食べ歩き

 明けましておめでとうございます。

新年一発目はパリの三ツ星レストラン「Pre Catelan」を

紹介いたします。 

Pre Catelanはパリ16区のはずれ、ブローニュの森の中に

100年以上前からある老舗中の老舗です。

  

静かな森の中に荘厳なシャトーレストランが現れます。 

最近シックにリニューアルしたサロン。自然光が入り込む

爽やかな雰囲気です。 

 

一番右が僕。腹ぺこでスマイル。

 

さてアミューズ・ブーシュはウニのフラン。

「アミューズ」って、その名の通りで、

いつもレストランへ行った時、僕の一番楽しみです!

アミューズの良し悪しでお店の印象も変わってしまうくらい

大事なものだけに、どのお店も凝ってるんですよね。

アミューズだけのコースを食べたいくらいです

ちなみにブーシュはフランス語で「クチ」の事

こちらはサーディンのフリット

 

スズキのポワレ キャビアと手前は胡麻

 

こちらはフレゴラ・サルダ(Fregola Sarda)

イタリア・サルディニア島のパスタです。ちょっとクスクス

に似た感じの粒状パスタです

パスタをブイヨンで煮込み、辛口の白ワインとオリーブオイルで香り付け。

森のキノコとパルメザンがアクセントになっています。

ズッキーニと豆とジュ。

 

これは特に感動した2品。

右はトマトのジュレで色鮮やかなオイルが散りばめられていて

見た目にすごく綺麗でした。

左もトマト料理でして、スライスし火をいれたトマトに

バニラオイルとハーブのフレーバー。こんなトマト料理は

初めてでした 

こちらは子羊。それぞれ部位が違っていて色々な味が

楽しめる、贅沢な一皿。 

こちらはデザート。青りんごのような丸~いアメ細工を

コツコツと割ると中にシャーベットが

このデザートを作っているパティシエさんはなんと日本人!

東京のジョエル・ロブションで働いていた方という話をきいたことが

ありますが定かではないです

でもロブションのスペシャリテにも、アメ細工に温かいチョコを

かけるとシャーベットが出てくるデザートがありますから、

繋がっているのかもしれませんね  

どの料理も最最最高でしたがサービスも負けてなかったですね~

皆さん非常に気さくで良い意味で気取りもなく、満席だったのにも

かかわらずちゃんと最後の最後まで気配りしていただいて、

さすが三ツ星と唸るしかない素晴らしさでした

 

 

http://www.lenotre.fr/pre_catelan/plan_acces_Pre_catelan.pdf