WoodSound~日綴記

山のこと、川のこと、森のこと、その他自然に関することをはじめ、森の音が日々の思いを綴ってみたいと思います

比叡雪山トレッキング

2010-01-16 | Trecking
比叡山に登ったのはいつ以来だろうか?
多分小学生くらいの時、遠足で来た。
バスでドライブウエイを通ったはずだ。

幼い頃東北の方角を見ると比叡があった。
それは当然の景色としてそこにあり、
山であるという認識もほとんどなかった。
そんな比叡山に初めて自分の足で登った。

杭州さんと一緒に坂本の駅で降り、
他のメンバー(杭州さんとこの若いの)の到着を待つ。
2本電車を待ち全員揃って6名。
登山口に向かう。

電車で滋賀県に入ったあたりからどんよりと空を覆う雲。
雪もちらちら舞う。



登り始めて少し行くと積雪がある。
それでも何人もの足跡がある。
結構な登りでみんな次々と服を脱いでいく。
私もダウンジャケットの下は半袖のヒートテック一枚で登った。
それでも背中はぐっしょり。



ふた汗くらいかいたところで祠が見える。
大きな耳のある亀がちょっと怖い。



そこからは車道に出て延暦寺根本中道へ。
さすが意のままにならない
「鴨川の水。双六の目、山法師」と言われたほどの延暦寺。
よくこれだけのものを山の上に建てたなぁ。





そこを超えてもう少しのアルバイト。
ここからは登山靴だけでも行けないことはないが、
折角なのでアイゼンをつける。
サクサクと雪に刺さっていい感じ。
下りで滑らない安心感が違う。



まったく趣もない三角点にやっと到着。
お昼にする。雪の中で食べるカップラーメンは最高。
適当に休んで出発。
今度は京都側修学院に下りる。



アイゼンを外したのでつるつる滑って、
へんな筋肉を使う。

しかし滋賀側ほど雪はなく、
すぐに落葉に覆われた谷筋。
これが結構長く続いて、
下山した頃には16時半。

みんなはここから銭湯→焼肉コースだが、
私は実家に帰るということで別れた。

よく歩いて今日は疲れた。
久しぶりに見る京の町は山から下りてくるといういつもと違うところからの
アプローチのためかなんだか異国のような気がした。

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