山本耕史ファンなら『東京フレンズ』見ろよって感じですが(笑)お盆休み中のオットとの映画鑑賞なので………。
“クラーケン”タイプの怪物ってこういった海洋アドベンチャーには欠かせませんね(笑)
古くは『テンタクルズ』とか……(年ばればれ)
あんなでかいタコなんてありえねーとは思うものの、巨大イカや巨大クラゲ等の目撃&捕獲情報もあるので(全長40mのクダクラゲというのがいるそうな)物理的に存在できないわけじゃなさそうです。更に、深海の調査が全体の1%も行われてないということを考えると、全くの夢物語ではないのかも………って別に遭遇したいわけじゃないけどさ
この映画、ウィルやエリザベスってオーランド・ブルームやキーラ・ナイトレイじゃなくても構わないと思うけど(例えばへイデン・クリステンセンやケイト・ウィンスレットでもいけるんじゃないかと)ジャック・スパロウはジョニー・デップしかありえない。
沈みかけの船のマストに悠然と立ち、何事もなかったように港の桟橋へ降り立つジャック。
船はというと、帆先が海面からほんのちょっと顔を出していたけど、少しずつゆっくり静かに桟橋横の海面下へ沈んでいく。
この第一作のジャックの登場シーンのあまりのカッコよさにヤラれましたよ
もちろん作品全体も素晴らしく、最後まで目を離せませんでした。
今回はどうだったかというと…………微妙
確かに映像的には見事だし、みんな身体張ってるし、ドキドキなシーンと見せ場とお笑いのメリハリもあってテンポもいいし、音楽もいいし……。
うーん、長すぎなのか?前回も2時間20分ほどだから、今回の2時間30分と10分しか違わないけど、この10分の差って大きいのでは?
ジャックとウィルとノリントンの三つ巴のチャンチャンバラバラは、砂浜のとこはともかく、水車のシーンで間延びしてる感じ。ここで2分くらいカットできそう(笑)
あとトルトゥーガの酒場から出てくとこも、ジャックは優雅に歩みすぎ ここで更に1分カットできます もひとつ原住民から逃げる時も、そんなにムリして笑い取らんでも、ってなくらいしつこくコミカルなシーンが続くので、これも1分カット。
観てる最中は全体の展開のテンポの良さにごまかされてたけど、今思い返すと結構いらないシーン多いかな
ジャックは前回ほどのキレがなく、及び腰というかなんというか“チョイ悪ないいひと”なに落ち着いてしまっていて面白みに欠けました。ここぞというときに、ハッタリかましてしぶとく逃げるチャンスをうかがうふてぶてしさが魅力的だったんだけどなー。前回以上に“子供も観る”ってことを考えて、ジャックの毒気が抜かれてしまったような気がします。
私はもともとエンドロールが終わって客電が点くまで席は立たない主義なんですが、前回であんな示唆的なオマケがついてりゃ、今回も何かあるでしょって期待バリバリでエンドロールの終了を待ちました。が、今回は笑いを取るためのオチに近かったような
あのわんこの行く末は次回作でちゃんと描かれるんでしょうか。あのままだと、丸焼きにされちゃうはずなんだけど
今回ちょいと消化不良だったので、来年5月公開の完結編はガキどもなんぞおいてけぼりで、弾けまくってほしいです。サブタイトル(仮称は“At world end”らしいが)に“キャプテン・ジャック・スパロウ・リターンズ”ってつけるくらいの勢いで(笑)
★余話
ディヴィ・ジョーンズって、いいやつか悪いやつか敵か味方かっていったら、そりゃ悪いやつで敵なんだけど、登場人物の中では一番寂しく哀しいひとなのかも。
21:30上映開始のレイトショーで観たんですが、ほぼ満席。 さすがジョニー・デップ とはいうものの、彼のファンなわけなかろう、あんちゃんおっさんじーちゃんもいて、老若男女まんべんなくな客層で(時間が時間なので子供は見かけなかったけど)誰もが楽しめる娯楽大作ってことですね。 “クラーケン”との出会いはたぶん○○年前の『グイン・サーガ』かな。今じゃ小説やら漫画やらゲームやらで使い古されたネタだけど、ディズニーも使うのねえ。 元ネタの“カリブの海賊”自体をよく知らないので、そっちでとっくにご出演ならすいません。 |
古くは『テンタクルズ』とか……(年ばればれ)
あんなでかいタコなんてありえねーとは思うものの、巨大イカや巨大クラゲ等の目撃&捕獲情報もあるので(全長40mのクダクラゲというのがいるそうな)物理的に存在できないわけじゃなさそうです。更に、深海の調査が全体の1%も行われてないということを考えると、全くの夢物語ではないのかも………って別に遭遇したいわけじゃないけどさ
この映画、ウィルやエリザベスってオーランド・ブルームやキーラ・ナイトレイじゃなくても構わないと思うけど(例えばへイデン・クリステンセンやケイト・ウィンスレットでもいけるんじゃないかと)ジャック・スパロウはジョニー・デップしかありえない。
沈みかけの船のマストに悠然と立ち、何事もなかったように港の桟橋へ降り立つジャック。
船はというと、帆先が海面からほんのちょっと顔を出していたけど、少しずつゆっくり静かに桟橋横の海面下へ沈んでいく。
この第一作のジャックの登場シーンのあまりのカッコよさにヤラれましたよ
もちろん作品全体も素晴らしく、最後まで目を離せませんでした。
今回はどうだったかというと…………微妙
確かに映像的には見事だし、みんな身体張ってるし、ドキドキなシーンと見せ場とお笑いのメリハリもあってテンポもいいし、音楽もいいし……。
うーん、長すぎなのか?前回も2時間20分ほどだから、今回の2時間30分と10分しか違わないけど、この10分の差って大きいのでは?
ジャックとウィルとノリントンの三つ巴のチャンチャンバラバラは、砂浜のとこはともかく、水車のシーンで間延びしてる感じ。ここで2分くらいカットできそう(笑)
あとトルトゥーガの酒場から出てくとこも、ジャックは優雅に歩みすぎ ここで更に1分カットできます もひとつ原住民から逃げる時も、そんなにムリして笑い取らんでも、ってなくらいしつこくコミカルなシーンが続くので、これも1分カット。
観てる最中は全体の展開のテンポの良さにごまかされてたけど、今思い返すと結構いらないシーン多いかな
ジャックは前回ほどのキレがなく、及び腰というかなんというか“チョイ悪ないいひと”なに落ち着いてしまっていて面白みに欠けました。ここぞというときに、ハッタリかましてしぶとく逃げるチャンスをうかがうふてぶてしさが魅力的だったんだけどなー。前回以上に“子供も観る”ってことを考えて、ジャックの毒気が抜かれてしまったような気がします。
私はもともとエンドロールが終わって客電が点くまで席は立たない主義なんですが、前回であんな示唆的なオマケがついてりゃ、今回も何かあるでしょって期待バリバリでエンドロールの終了を待ちました。が、今回は笑いを取るためのオチに近かったような
あのわんこの行く末は次回作でちゃんと描かれるんでしょうか。あのままだと、丸焼きにされちゃうはずなんだけど
今回ちょいと消化不良だったので、来年5月公開の完結編はガキどもなんぞおいてけぼりで、弾けまくってほしいです。サブタイトル(仮称は“At world end”らしいが)に“キャプテン・ジャック・スパロウ・リターンズ”ってつけるくらいの勢いで(笑)
★余話
ディヴィ・ジョーンズって、いいやつか悪いやつか敵か味方かっていったら、そりゃ悪いやつで敵なんだけど、登場人物の中では一番寂しく哀しいひとなのかも。