これから借りられる方へ、賃貸マンション等を契約するに当たって、消毒料をとられることってありませんか？私どもに回ってくる広告の中にもそういうのが時々見受けられますが・・・、見ていて不思議に思うのですが消毒料って一体なんなんでしょうかね？普通に使っていて消毒って必要だと思いますか？消毒をしないといけない家ってどぶ川の中に埋まってた家じゃあるまいし、これはある意味非道いと思います、虫とかが心配なら自分でバルサン炊けばいいことですし、値段もバルサンなら消毒料の１０分の一の価格ぐらいですみますしね、こういうのをとる不動産屋があればそこには行かない方がいいと思います、だいたいのマンションには出たときに、ハウスクリーニングかけるのが一般的ですし、それでもなお消毒ってｗ
どうしてもそこが気に入って借りたいのであれば、消毒料はお支払いしません！！
っていえばいいことですし、そういうのを言うとその不動産屋さんは多分にいやな顔されるでしょうがうんなことたーはお構いなしにしましょうｗ
鍵交換についてですが一応ケースバイケースが多いみたいですが前にこーい判例があったのでご紹介させていただきます。
＜判例1＞
修繕費および鍵の交換費用は賃貸人の負担とされ、敷金の金額
返還を認めた事例
（大森簡易裁判所〔平成元年（ハ）第694号敷金返還請求事件〕平成2年3
月14日判決、東京地方裁判所〔平成2年（レ）第43号〕平成2年11月16
日判決一控訴棄却）
【判例紹介】
1．当事者の主張要旨
（1）賃借人（原告、被控訴人．Y） ⅩはYに敷金276，000円を返還せよ。
（2）賃貸人（被告、控訴人．X）
22，300円のみ返還義務を認める（残金
は修繕費200,000円、鍵交換代20，000円などに253,700円を充当したと主張）。
2．判決要旨
ⅩはYに対し276，000円を支払え（Yの全部勝訴）。
3．争点
（1）「明らかにYの責による室内の破損または汚損箇所がある場合には、そ
の修復費用はYの負担とする」旨の特約の効力。
（2）鍵の交換費用はⅩ、Yのいずれの負担か。
4．裁判所の判断
（1）本件における破損、汚損箇所の修繕義務（争点（1））について。
本件貸室には、Yの責に帰すべき破損や汚損があったと認めることは
できない。ちなみに、畳にタンスを置いた跡がついたり、台所の壁に水
はねの跡が残ったりすることは、賃借人の日常生活に伴う事柄であるから、
その程度の汚損にとどまるものは、賃借人の責に帰すべきものとして
賃借人がその修繕費用を負担すべきであるとは言えない。
（以上、控訴審判決より）
（2）鍵の交換費用を負担すべき者（争点（2））について。
経験則上、マンションの或る部屋の賃借人が他に転出した場合には、
その部屋に後から入居する賃借人のための防犯上の必要から、その部屋
の鍵は別なものと交換するのが普通であると考えられるので、仮に賃貸
人が本件建物の鍵を交換したとしても、それは次の入居者のために必要
だったと推定され、賃借人の鍵の返還が遅れたことによるものとは認めがたい。
まーこういうのがあったのでご参考にしてはいかがでしょうか？
生まれた初めてこういう大きな金額が発生する契約を初めての方が多いと思いますですから不思議に思ったこと分からないことはちゃんと聞き、嫌なことは嫌といわないと余分なお金を払うことになります納得いってからの契約にしましょう。
契約の重要性を各個人もっと重く考えないといけないと思います。
