現在の為替の状況。

ドルはやや下落しています。これから、指標次第で大きく動くことが考えられます。

NZDは少し大きめに下落していますが、奈落の底に突き進まず、底堅いとも言えます。

明日の豪ドルの政策金利発表が一つの目玉ですね。豪ドル牽制発言がでるかはともかく、これまでの動きからすると、豪ドル売りの
流れがでてくるかもしれません。とすると、豪ドルを売るとしても、どの通貨ペアがよいのか？

豪ドル米ドルは米ドル自体が売り傾向なので、やられる可能性も大きいし、EUR/AUDの買いなどが面白そうな感じがあります。

加計問題の黒幕は石破…ということで。

石破4条件が取りざたされています。条件を付けるということは例外を認めるということなので、
原則、獣医学部を新設禁止であるならば、この条件により新設は緩和されることになり規制緩和にとってよいように思われます。

このご時世、規制強化の方向はとかく批判を浴びやすい。しかしながら、その世間の批判をかわしながら、いい顔もしたい。

しょせん役所は、自分の利益を優先して考えているので、特権廃止、縮小のように見えて、たくみに、自分の利益を守ろうとします。

この石破4条件もそうなんでしょう。

こういう昔ながらの特権維持を重視するような議員はいらないですね、なぜこんな人が総理候補なんかになっているんでしょう。

そういう私も、前回の自民党総裁選挙の時には、石破さんってすごい人気だなぁとこういう人が総理になればいいのにと応援していま
した。

自分の薄っぺらな考えをいまさらながら反省します。

これと同じようなことはたくさんあります。

役所はとかく、制度をつくりたがります。制度とは大きく言えば、規制ですね。こういう資格を作りました…とかも含めて。

資格がなくてもできる業務に資格を作ると、良いように思えますが、いずれは、資格が必要になるような時代になるのです。
役所の目的は資格をつくることで、外郭団体をつくったり、天下りをしたり、影響力を行使したいだけなのです。

よりよくしたいためとか、業界の健全な向上、発展のためとか言いますが、それが第一目的ではない。

役所の人間は制度を作り出すことが仕事をしたことになっているんですよね。もとお役人の私がそう思ってます。

月末です。気分は重いですが…。

もう8月になります。なにも進んでいない、なにも実現できていない。日々過ごすだけ…。

ストレスはたまり、毎日の鬱積が積み重なって、気分が落ち込む。まぁ、元気に生きているだけでよいと割り切ればよいのだが、
うじうじと考える。

だいたい、自分が何かをなしとげることができる、社会のために大きな貢献ができる人間とでも思っているのかと卑下してますが、
それでも、日々過ごすだけ…。

これも、嫌われる勇気の本に書いてあるアドラーの心理学でいうところの、お前自身がそれを望んでいるからそのような状況になっ
てるんだといわれそうですね、まぁ、その通りでしょう。

それでも、今週もよい1週間であることを願わずにいられない。世の中に神様、いわゆる、願いをかなえる神様なんていないですが
困ったときは都合よく、神頼みです。

週明けの動きは…。

オセアニアが下げてきてます。特に経済指標を控えているNZDが少し下げてます。

だからと言って、それほど下落することはないでしょうし、NZDは要人発言の援護射撃がないとなかなか調整場面に入りにくいです。

今日の方針は、ドルは戻りを売るということでよいのかもしれません。

さて、月末の為替は…。

週明けはドル売りのドル円下窓予想が大半でしたが、どうも窓は開いていないようす。

オバマケア廃止法案も否決され、人事の不安定さ、北朝鮮情勢等でドルを買いたいをいう状況ではない感じです。

北朝鮮情勢は緊迫を極めており、なんらかのこうどうがあってもしかるべきともいえそうです。

仮に北朝鮮を攻撃することがあれば、円買いが予想されるそうですが、これは、円売りの巻き戻しのようですが、一時的なものに
とどまるとは思います。

いずれにしても、長期でポジを保有する状況ではないと思われます。時間足を見ながら、短期のトレードを行い、ドル円、クロス
円の押し目を拾う感じでよいかと思われます。