霊的故郷ブログ

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食について(17) 自分の立場に置き換えて考えてみて下さい

2011-07-02 06:15:52 | 食について
今までの連載で、肉食の問題点や、植物はなぜ「清らかな食物」なのか、「植物の意識」は実際どうなっているのか等の基本的な部分の説明は終わりましたので、今回からいよいよ、私がこの連載で本当に言いたかった核心部分の説明に入りたいと思います。



まず、私はサイト「霊的故郷」の「動物虐待撲滅の第一歩」で、哺乳類は人間の3~8歳児程度の知能と感情があり、人間に殺される事を認識している事。

また、「食について(13) 植物は地球の髪の毛です」で、植物の意識はあなたの「髪の毛」の意識レベルとほぼ同じである事を御説明いたしました。



哺乳類の意識レベル → 人間の3~8歳児レベル

植物の意識レベル → あなたの髪の毛レベル



さて、あなたが3~8歳の時に、もし誰かに襲われて食べられたとして、あなたはその時、恐怖や痛み、苦しみを感じるでしょうか、感じないでしょうか?

また、あなたは食べられた事に対し、納得が行くでしょうか、行かないでしょうか?

もし、あなたに愛する3~8歳の子供がいたとして、その子供が誰かに襲われて食べられたとしたら、あなたはその事に対し、納得が行くでしょうか、行かないでしょうか?



次に、もしあなたの髪の毛を食べたいという人がいたとして、伸びた髪の毛を切り取って渡した場合、あなたは髪を切るという行為に対し、恐怖や痛み、苦しみを感じるでしょうか、感じないでしょうか?

また、あなたのその「髪の毛」は、食べられる時、恐怖や痛み、苦しみを感じるでしょうか、感じないでしょうか?



このように、食べられる側の立場を自分の立場に置き換えて食の問題を考えてみると、あなたが何かを食べた時、それによる負のカルマ(病気の原因等)がどの程度発生するのかも、見えて来るようになります。



という事で、この問題をもう少し掘り下げて考えてみましょう。



世の中には、「感謝」をして食べさえすれば、どんな動物を食べても全く問題は無いのだという見解の方もいらっしゃいますが、もしあなたが3~8歳の時に、誰かに感謝して食べられたからといって、それによりあなたの体験した恐怖や痛み、苦しみが無くなったり、食べられた事に納得が行ったりするでしょうか?

また、あなたの愛する3~8歳の息子が殺害され食べられたとして、相手に「美味かった、ありがとう!」と言われたからといって、あなたは「まあ、私の息子を感謝して食べて下さったのですね、それならば仕方が無い、よろしければ是非、妹や弟もお食べ下さい!」となるでしょうか?

私は、動物を殺害して食べても、感謝さえすれば全く問題は無いのだという考え方は、余りにも動物をバカにした考え方であり、動物の知能や感情を全く無視した考え方であると思っています。(ただし、私は別に感謝をする事自体が悪いと言っている訳ではなく、殺された命に対する感謝はもちろんすべきですが、それによって相手が殺害された事に納得したり、負のカルマが全部消滅したりする事は絶対に有り得ないと言っているのです。)



それと、私は「食について(11) 草を踏むのとヒヨコを踏むのは同じか?」の冒頭で、



> 肉食動物はまだ自由意志が無く、本能のみで肉食をしている為、他の選択肢が無い為に、肉食に対する負のカルマは一切発生しません。

> しかし、自由意志のある人間は、自分で食べ物を選択する事が出来ますので、特に先進国の人達のように、食べ物の中に肉以外の食べ物が選べる自由度が高ければ高い程、肉を選んで食べた時の負のカルマも、その自由度に正比例して高くなります。



と指摘しましたが、これも相手の立場を自分の立場に置き換えて考えてみると、



あなたが誰かに殺されて食べられた場合、それが飢えた肉食動物のように、相手が「あなたを食べなければ死んでいた」という状態だった場合は、あなたは食べられた事に対して納得は行かなくても、少なくとも仕方の無い事であったと思う事は出来るかもしれません。

しかし、豊かな先進国の人達のように、野菜でも果物でも、他にいくらでも食べる物があるのにもかかわらず、わざわざあなたを食べた場合は、とても仕方の無い事だったとは思えないでしょうし、息子を食べられた親なら、



「なぜ他にいくらでも食べる物があるのに、よりにもよってわざわざ私の息子を! 許せない!!」



となるのが、親心というものではないでしょうか?



以上の説明で、なぜ負のカルマが、食べ物の中に肉以外の食べ物が選べる自由度に正比例して高くなるのかが、正しく理解出来るのではないかと思います。



「相手がイヤだと思っている事はしない」



それは、相手がイヤだと思う事をした分量分、自分に負のカルマが発生してしまうからです。



前回の「食について(16) 悪魔の惑星」での乳牛の話も、この相手の立場を自分の立場に置き換えて考えて頂きたいが為に書いたものですが、相手が恐怖や痛み、苦しみを感じていれば感じている程、食べられる事に対して、納得が行っていなければ行っていない程、相手はイヤな気持ちになっている訳ですから、その分だけその相手を食べた時の負のカルマも、正比例して多く発生する事になるのです。



という訳で、この法則を十分御理解頂いた上で、いよいよ次回は、「その先にある真実」について、お話しをしたいと思います。



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