膀胱がん  勇気とともに

56歳で、膀胱を埋め尽くす10cmものガンが見つかった夫との日々

抗がん剤治療とは?

2012-06-04 17:05:25 | 闘病
2012年 6月4日(月)

抗がん剤治療について
問題は、薬の効果が
いつまで持続するか、、

再発の場合
薬が効いて
症状は一旦消えても
また出てくる。

そうしたら
また次の抗がん剤を用意する

また症状が出る
それに対しても
また別の抗がん剤を、

という繰り返しで
それを、どのくらい長く
続けることができるかが
治療になる。

やった治療で、症状が消え
それを、どのくらい先まで
延ばすことができるか
少しでも長持ちさせることが目標。

がんの再発は
現在の医学では
治すのが難しい。

画像検査では
がんが消えていても
では、治ったのかというと
治る、という定義は
非常に難しい。

体の中に1個のがん細胞も
なくなることを
『がんが治った』と定義するならば
それを証明することは
誰にもできない。

例えば、再発後10年以上
元気にしている人がいて
医師は、どこかで抗がん剤を
止めてみたい誘惑にかられる。

しかし、それはチャレンジになる。
抗がん剤を止めて
もし症状がぶりかえしたら
今度も、前のように
よくなるか、といえば
なかなかそうはいかない。

がんは、火山に似ている。
火山には、活火山、休火山
死火山とあって
がんの治療が目指すのは
活火山を休火山に
もっていくこと!

死火山にするのは
なかなか難しいし
死火山になったと
証明することも
たぶん不可能だ。

だから、富士山のように
何百年も噴火しない
休火山にするのが
再発した、がん治療の
理想である。

聖路加国際病院
健康講座
<乳がん>より引用






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