チャンピオンズレース （金）のQF後
出場確定組
1 Federer 1496
2 Nadal 854
3 Ljubicic. 479
4 Roddick 463
ラストスパート組
5 Davydenko 445
6 Nalbandian 439
7 Blake 411
8 Robredo 410
9 Gonzalez 389 SF進出
（10 Baghdatis 372 ベルシー欠場）
11 Ancic 359 SF進出
12位以下でも、まったく可能性がないわけではない。
たとえば、上記７～11位のほとんどが早期敗退して、
ベルディフORハースが優勝するとか。
バーゼル
QF
(1)R Federer (SUI) d (5)D Ferrer (ESP) 63 76(14)
S Wawrinka (SUI) d (2)D Nalbandian (ARG) 76(7) 62
(3)F Gonzalez (CHI) d (WC)J Del Potro (ARG) 57 64 64
P Srichaphan (THA) d (7)J Acasuso (ARG) 76(2) 63
ARG軍団、一斉退却。
ナルとチューチョはベルシーで体勢を立て直し、
ロシア軍本丸での決戦に備えるものと思われる。
フェレールは果敢に王者に立ち向かいました。
タイブレ、あと一歩だったのに～
でも、WELL DONE。南米クレイのシーズンに
あえてヨーロッパインドアを回った成果だね。
ペテルブルグ
QF
(3)M Ancic (CRO) d M Mirnyi (BLR) 64 75
T Johansson (SWE) d W Moodie (RSA) 63 36 63
(WC)E Gulbis (LAT) d J Hernych (CZE) 76(6) 67(4) 62
(WC)I Kunitsyn (RUS) d P Starace (ITA) 63 62
Gulbisは、2セット目５-３だか５-４で勝利まであと
２ポイントという場面が、そしてその後でMPもあったが、
フルセットにもつれ込んでしまった。
3セット目をちょっと見たんだけど、「大砲」だし、
気が強そうでGOOD！
リヨン
QF
(4)R Gasquet (FRA) d (5)R Soderling (SWE) 46 63 63
M Gicquel (FRA) d (6)S Grosjean (FRA) 75 16 76(5)
(7)X Malisse (BEL) d R Ginepri (USA) 64 63
A Clement (FRA) d (8)N Almagro (ESP) 63 62
デル・ポトロ
今週は２人の【タナボタ君】が大活躍。
デル・ポトロがバーゼルQFでゴンに惜敗。
Gulbisはドローに恵まれたとはいえ、まだ
ペテルブルグでSFに残ってます。
【タナボタ君】とはタナボタをキャッチするだけの
力がある子たちであって、いくらボタモチを落としても
キャッチできないヒトのことは含みません。
私がタナボタ君の一人デル・ポトロの名前を
意識しはじめたのは去年の秋のこと。
ブエノスアイレス大会記者発表で大会ディレクターが
こんなことを言ったのだ：
WCのひとつはおそらくデル・ポトロ（８８年生まれ ‐
現在２１１位、一年前１４１６位）に出すことになるだろう。
ただし、今年のCopa Petrobrásシリーズでそれなりの結果
を出すという条件付。（むやみに若手にＷＣを出すのは
百害あって一利なしだから、慎重になるべき）
（テニあれ過去記事「雨のち雨」より）
その後、このCopa Petrobrásシリーズの結果も何となく
気にするようになった。去年のシュトゥットガルトで
目
についたハートフィールドも出てたし。
実は、この頃はCopa Petrobrásシリーズがいわゆる
チャレンジャー大会だということもよくわかってなかった。
・・ふつう、そんなこと知らないよね。
そしたら、デル・ポトロが見事モンテビデオ大会で優勝。
ん？ ダブルス優勝が先だったかな？
― 調べてみたら、ダブルス優勝はモンテビデオ翌週の
Guayaquil（エクアドル）大会でした。
ナダルがATP初優勝（ダブルスだけど）した時と
同じ選手（マリン）と組んでの優勝だったこともあって、
ダブルス優勝の方が印象が強かった。
ワカモノよ、大物になりたかったらマリンと組もう！（笑）
ATPのプロファイルによると、デル・ポトロは２００５年
ジュニアRGのQFでマレィに負けてジュニアを卒業。
現在はE・インファンティーノ（ナルの前コーチ）がコーチ。
デル・ポトロ写真＠当ブログの観戦写真特集：
JMDP特集 feat.ガト
Team Tandil
今年２月、ビニャデルマールでゴンと対戦。
ゴンサレスとの対戦について：
「とてもいい経験になるだろうし、これを生かさない手はない。
どうすれば彼に勝てるかって？ わからないよ。
トップ１０選手との対戦は初めてなんだ。
（注： ゴンサレスは現在１４位） だけど、
僕は今１００％だから、もし僕がいいプレイをして
彼の調子が悪ければチャンスはある」
「テニス協会からは一度も援助してもらったことはない。
ここまで来られたのは家族とコーチのおかげだ」
（過去記事「あっちこっちあれこれ」）
同月のブエノスアイレスではフェレロと対戦。
(3)Ferrero d (WC)Del Potro 62 46 64
デル・ポトロ、善戦しました。この日のために
全豪予選に出ないでクレイで練習し、チャレンジャー
（クレイ）に出て備えてきた結果です。
ＷＣを出した大会側も満足でしょう。
（過去記事「Day1 ブエノスアイレス、マルセイユ」）
３セット目は４－４になったところで、勝ちを
意識して固くなったデル・ポトロをフェレロが
叩いてブレイク、次のサービスゲームを
難なくキープして勝ったように思われます。
フェレロ：
「調子は悪くなかったが、安定していなかった。
２セットで終わらせるべきところだったができなかった。
それでも平静を保てたのはよかった。」
デル・ポトロ：
「対等に渡りあえたので、勝てるかもと思った。
いつもＴＶで見ていたスター選手のフェレロに勝てるかも、と。
そのせいでたくさんエラーをしてしまった。とにかく、
今回の対戦はよい経験になった。
僕はまだ若いけど、いい方向に進んでいると思う。
でも、こういった対戦を乗り切るにはまだ経験が足りない。
こういうトップ選手との対戦では、とくにメンタルの
格差を感じる。ビニャデルマールでもそうだった；
フェルナンド・ゴンサレスと対等に打ち合えた。だけど、
彼ら（フェレロやゴンサレスのようなトップ選手）に
勝つには僕はまだまだだ。」
（過去記事「DAY1・2 キミのテニスは女子レベルだ」）
去年は彼自身が予想しなかったほどの勢いで
ランキングが上がり、目標を上方修正する必要があった。
今年の目標は「TOP１００に入ること」だが、これも無事クリア。
来年は何を目標にするのかな？
＜ソースなど＞
REFILE-Teenager Gulbis makes first semi in St Petersburg （ロイター）
....he repaid the trust of tournament organisers who gave him a wildcard invite. （WCをくれた大会の信頼に応えた）
"I had to adjust myself to playing on centre court," said the promising 18-year-old from Riga, coached by famous tennis mentor Niki Pilic.
"It's not often that I get a chance to play on a big stage like this."
El larguirucho Del Potro es un diamante que creció 35 centímentros en en los ultimas tres temporadas（３年間で３５ｃｍ伸びたって！？）; es el mismo al que tanto el suizo Roger Federer como el español Rafael Nadal le pidieron que se quedara para hacerles de sparring en París, luego de haber perdido en la prueba de juniors de Roland Garros.
Apareció Del Potro （ラナシオン） （過去記事「ピコ・モナコ近況、ほか」より）
去年のRGジュニアQFで敗退したデル・ポトロをフェデラーやナダルが練習相手に指名したらしい。・・・フェデラーがバーゼル大会WCにデル・ポトロを推したという噂は本当かも。2年しか年の違わないナダルのRG初優勝を目の前で見たのかな。
Tennis video clips and matches （Talk Tennis Warehouse）
YouTube以外の動画リンクもたくさんあります。
