感じたこと考えたこと

日々あれこれ考えたことです

161007

2016-10-07 09:35:01 | 日記
・人のしていることを大きく二つに分けると、回帰的なものと逸脱的なものがあるとおもいます。 さて、「自由」とは当然逸脱的なもののことのよう見えます。 ところが自由という言葉がその反対の意味で用いられることもあります。 外から家に帰ってきて風呂につかりながらああ自由だと思ったりするわけです。 この場合、家の外で動き回ること(仕事をすること、遊ぶこと、その他)が自由ではなくなり、形骸化、形式化してしまっていると考えられます。 そこでその自由を放棄して家に帰ることになります。 この自由の放棄をまた自由と表現しているわけです。 自由という言葉を安易に使わず、回帰と逸脱とに分類すれば混乱をいくらか避けることができるようになると思われます。 混乱錯綜がひどくなると、あらゆるすべてのことから自由になりたいと願ったりするものですが、おそらくそうした自由はどこにもないわけです。

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