・名所旧跡観光なども意外に侮れません。 「冒険と帰郷」がワンセットになっているからです。 古都はそこの住人以外にとっては新鮮な刺激に満ちた異境であり、同時に長い伝統に参入できる場所でもあるわけです。 幕の内弁当みたいでなかなか食指が動かない観光企画ですが、はじめから全旅程を提示したりしない手法も考えられます。 潜在的な根強い人気は不動でしょう。 (131214)
・長く遠い冒険のはてに冒険家は、いくら休息をとっても体に染みついたような疲労から回復できなくなるといいます。 どれほど新奇な風物を見ても何の感慨ももたらさないのです。 帰るべき時が来たわけです。 (131214)
・正直さを貫こうとするとやがて正直でなくなってしまうことがある。 こころは振り子のように往復運動をしているのでしょう。 (131123)
・平凡な常識にいちど照らし合わせみるのは何事によらず有用でしょう。 対象の特異性もそれによって分かるし、無理な力がそこに働いているから持続性がなさそうだとかも予測できます。 (131109)