「どんなデコレーションがいいですかねえ? 間に挟む果物とかも考えないと駄目ですし」
「楽しみだなあ。ケーキ食べるの久しぶりだし、しかもそれを自分達で作っていくなんて」
「機会があれば、一から全部自分で作ってみてもいいかもしれませんねえ」
「あ、その時は声掛けてね。栞もやってみたい」
「はい。……それはそれとして、ジョンの件ですが」
「それも気になるねー。もしかして、泥棒さんでも入り込んだのかな? ――なんてね」
「それは嫌ですねえ。でもあまくに荘って、周りからすれば空き部屋だらけなんですよね?」
「だから、狙われるとしたら楓さんか孝一くんの部屋だけだね。というわけで次回、新転地はお化け屋敷 第十三章 侵入者くんの事情 です」
「『くん』? って、男の子ですか?」
「さあ?」
「楽しみだなあ。ケーキ食べるの久しぶりだし、しかもそれを自分達で作っていくなんて」
「機会があれば、一から全部自分で作ってみてもいいかもしれませんねえ」
「あ、その時は声掛けてね。栞もやってみたい」
「はい。……それはそれとして、ジョンの件ですが」
「それも気になるねー。もしかして、泥棒さんでも入り込んだのかな? ――なんてね」
「それは嫌ですねえ。でもあまくに荘って、周りからすれば空き部屋だらけなんですよね?」
「だから、狙われるとしたら楓さんか孝一くんの部屋だけだね。というわけで次回、新転地はお化け屋敷 第十三章 侵入者くんの事情 です」
「『くん』? って、男の子ですか?」
「さあ?」
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