「なあ孝一」
「なんだい大吾」
「……なんか気味悪く機嫌良さそうだな。まあいいけど。えーと、喜坂、なんか言ってなかったか?」
「何かって何を?」
「いやほら、慌てさせるようなこと言っちまったし。その……可愛い、とか」
「ああ、言ってたねえ。大丈夫大丈夫、何も言ってなかったし、特に気にしてる様子もなかったし」
「そっか、なら良かった」
「栞さんより成美さんはどうだったの? あの場では何ともなさそうだったけど」
「ああ、こっちもあの通りのまま大丈夫だったぞ。まあ大丈夫だと思ってたから言ったんだけどな」
「おや、格好良いこと言うね。僕も大丈夫だと思うから成美さんに言ってみようかな、大吾と同じようなこと」
「いや、普通に礼返されるだけだと思うぞ。そんで多分、オマエが辛い」
「むむ、言われてみればそう思えなくもない……。というわけで次回、新転地はお化け屋敷 第三十一章 戸惑い です」
「戸惑うって、誰がだ?」
「いや僕に訊かれても」
「なんだい大吾」
「……なんか気味悪く機嫌良さそうだな。まあいいけど。えーと、喜坂、なんか言ってなかったか?」
「何かって何を?」
「いやほら、慌てさせるようなこと言っちまったし。その……可愛い、とか」
「ああ、言ってたねえ。大丈夫大丈夫、何も言ってなかったし、特に気にしてる様子もなかったし」
「そっか、なら良かった」
「栞さんより成美さんはどうだったの? あの場では何ともなさそうだったけど」
「ああ、こっちもあの通りのまま大丈夫だったぞ。まあ大丈夫だと思ってたから言ったんだけどな」
「おや、格好良いこと言うね。僕も大丈夫だと思うから成美さんに言ってみようかな、大吾と同じようなこと」
「いや、普通に礼返されるだけだと思うぞ。そんで多分、オマエが辛い」
「むむ、言われてみればそう思えなくもない……。というわけで次回、新転地はお化け屋敷 第三十一章 戸惑い です」
「戸惑うって、誰がだ?」
「いや僕に訊かれても」
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