「心が震えるほど、好きで、好きで、眠れない夜もある。だけど、それは辛い時間ではなくて、とても幸せな時間。好きな気持ちで満たされる、そんな時間が愛おしい。」というツイッターのつぶやきを見て思いついた小説
ビッグコンボイ×ブレイク(漫画版設定)
ふと、夜中に意識が浮上し、ビッグコンボイは目を開けた。カーテンを閉めていない窓からは満月が浮かんでおり、その光で部屋も明るい。横を向いてビッグコンボイは目を見開いた。自分の腕枕に身を任せて隣で横になっていたブレイクが目を開けて自分を見ていたからだ。
「ブレイク?」
手を伸ばしてビッグコンボイはブレイクの頬を撫でる。その手にブレイクは嬉しそうに瞳を細めた。
「ずっと起きていたのか?」
ビッグコンボイの問いにブレイクはこくりと首を縦に振った。今夜もいつもの通り愛し合って眠りに落ちたのだが、今回はどうやら自分が先に寝ていたようだ。
「眠れないのか?」
「うん、ビッグコンボイのこと見てたら眠れなくなっちゃった。」
頬を撫でるビッグコンボイの手に己の手を重ね、ブレイクはクスリと笑う。
訓練艦ガンホーで旅をしていた時から想いを繋ぎ、愛を育んでいたビッグコンボイとブレイクだったがユニクロンとの戦いでビッグコンボイは命を散らした。その後、その身体は再生されたものの離別。再び出会って永遠の愛を誓ったのは最近の話だ。離れていた期間、ブレイクには辛く悲しい思いをさせてしまった。その不安で眠れないのかとビッグコンボイは思ったものの、事実は違うらしい。
「眠れないのはよく辛いって聞くけど、俺はすごく幸せ。だってビッグコンボイが近くにいてくれてるんだもん。」
重ねたビッグコンボイの手に頬擦りをしながらブレイクは笑う。それを見てビッグコンボイは目を細める。
眠れなくて起きている時間は愛しい者を考えられる時間。それはとても満たされた時間になるのだ。
「眠れないのが辛くないならそれでいい。」
ブレイクの額にキスを落とし、ビッグコンボイは伴侶を見つめて穏やかに微笑む。キスをされたブレイクも笑みを返し、ビッグコンボイを見つめた。
「ビッグコンボイ、眠くないの?」
「お前に見つめられてると眠れん。」
そう言ってビッグコンボイはブレイクを腕の中に閉じ込める。ブレイクの白銀の髪にキスをしながらビッグコンボイは伴侶の温もりに心を満たす。
「俺も起きていることにしよう。お前を抱いて、お前のことを考えていたい・・・」
ビッグコンボイの言葉にブレイクは少し驚いたような顔をしたものの、笑みを見せてビッグコンボイの胸に顔を埋める。
心が震えるほど伴侶のことが好きで眠れない夜。そんな時間もまた愛しい。
月明かりに照らされながら二人は互いのスパークの鼓動を感じあっていた。
もうこのつぶやきを見た瞬間これはビグブレ漫画版だと思って書きました(笑)再びビッグ先生と会えて幸せを噛みしめるブレイクとかいいじゃないですか!
ビッグコンボイ×ブレイク(漫画版設定)
ふと、夜中に意識が浮上し、ビッグコンボイは目を開けた。カーテンを閉めていない窓からは満月が浮かんでおり、その光で部屋も明るい。横を向いてビッグコンボイは目を見開いた。自分の腕枕に身を任せて隣で横になっていたブレイクが目を開けて自分を見ていたからだ。
「ブレイク?」
手を伸ばしてビッグコンボイはブレイクの頬を撫でる。その手にブレイクは嬉しそうに瞳を細めた。
「ずっと起きていたのか?」
ビッグコンボイの問いにブレイクはこくりと首を縦に振った。今夜もいつもの通り愛し合って眠りに落ちたのだが、今回はどうやら自分が先に寝ていたようだ。
「眠れないのか?」
「うん、ビッグコンボイのこと見てたら眠れなくなっちゃった。」
頬を撫でるビッグコンボイの手に己の手を重ね、ブレイクはクスリと笑う。
訓練艦ガンホーで旅をしていた時から想いを繋ぎ、愛を育んでいたビッグコンボイとブレイクだったがユニクロンとの戦いでビッグコンボイは命を散らした。その後、その身体は再生されたものの離別。再び出会って永遠の愛を誓ったのは最近の話だ。離れていた期間、ブレイクには辛く悲しい思いをさせてしまった。その不安で眠れないのかとビッグコンボイは思ったものの、事実は違うらしい。
「眠れないのはよく辛いって聞くけど、俺はすごく幸せ。だってビッグコンボイが近くにいてくれてるんだもん。」
重ねたビッグコンボイの手に頬擦りをしながらブレイクは笑う。それを見てビッグコンボイは目を細める。
眠れなくて起きている時間は愛しい者を考えられる時間。それはとても満たされた時間になるのだ。
「眠れないのが辛くないならそれでいい。」
ブレイクの額にキスを落とし、ビッグコンボイは伴侶を見つめて穏やかに微笑む。キスをされたブレイクも笑みを返し、ビッグコンボイを見つめた。
「ビッグコンボイ、眠くないの?」
「お前に見つめられてると眠れん。」
そう言ってビッグコンボイはブレイクを腕の中に閉じ込める。ブレイクの白銀の髪にキスをしながらビッグコンボイは伴侶の温もりに心を満たす。
「俺も起きていることにしよう。お前を抱いて、お前のことを考えていたい・・・」
ビッグコンボイの言葉にブレイクは少し驚いたような顔をしたものの、笑みを見せてビッグコンボイの胸に顔を埋める。
心が震えるほど伴侶のことが好きで眠れない夜。そんな時間もまた愛しい。
月明かりに照らされながら二人は互いのスパークの鼓動を感じあっていた。
もうこのつぶやきを見た瞬間これはビグブレ漫画版だと思って書きました(笑)再びビッグ先生と会えて幸せを噛みしめるブレイクとかいいじゃないですか!