銀のつぶ

■石の上にも三年目。

怒り エピローグ

2006年04月16日 | 真・銀つぶ
八年使った携帯を捨ててまで他社に乗り換えようとした私、

先のメール事件はそれぐらい怒れたのです。


しかし私、持ち込み機種変更をしようと名古屋まで行った時、

人生で二度目の運命の出会いをしてしまいました。


名古屋のボーダフォンショップ、浜松のそれとはえらい違いで、

広いわ、きれいだわ、おしゃれだわで、まるで御殿のようでした。


あまりの別世界っぷりに、入った瞬間不審者と

間違われてもおかしくないぐらいに挙動不審になる私の前に

優しく、声をかけてくれた天使がいました。




どうかされましたかぁ?



ええ、どうかされましたとも。盗まれました。



あなたにハートを♪




もうホントに親身になって話を聞いてくれる人で、

機種変更の手続きもてきぱきこなしてくれましたよ。


思わず



生まれる前から好きでしたッッ!!




と言いそうになるをぐっとこらえ、

口に出すのは「生ま・・・」までで抑えました。


接客の仕方といい、ものごしといい、笑顔といい、

もう閉店まで自分の
身の上話聞いてもらおうか?



とも思ったぐらいです。


なのでこの人なら、あるいは、と思い、

今だ解決できていなかったミュージックプレイヤーのことについて

聞いてみました。

メールで送ったときの様に事細かに、状況、環境、結果を相談しました。


まぁメールの問い合わせであのていたらくですからね、

正直期待はしてませんでしたよ。


もっともらしいことをたんたんと述べられて、

結局悶々としたままおしまい。


そんなのが落ちだと思ってました。

まぁきれいなおねいさんとおしゃべりが出来るだけ

よしとしようぐらいにしか思っていませんでした。


しかし、しかしですね、


この人ホントに
神様が私に遣わしてくれた
天使じゃないのかな?



って思いましたよ。


私の説明を終始聞いて、それで自分で思い当たる

原因を提案、それがダメなら、自分からこれはどうでしたか?

あれはどうでしたか?と聞いてきてくれます。


一応試してみる価値のある対処法を提案してくれたものの

それでも不安がる私に対して、こういってくれました。



よかったら私のパソコンで
試して見ましょうか?




もうホントに



地球最後の日を
この人と供に過ごしたい




と思わしめた決定的な一言でした。


わかりますか?この時の私の感激ッぷりが!

こういうとこの人って話は聞くものの、

実際に試してみてくれる人ってなかなかいないんですよ。


お問い合わせセンターですら数回のメールのやり取りでやっと

推奨手順を提示するだけですからね。

このときの私の感動たるやいかばかりか!


私の携帯を奥の部屋に持っていきためしに自分の音楽を

コピーして聞けるかどうか試してくれたんです。


忙しいのにわざわざ私のために時間割いてやってくれたんですよ。

そして15分ほどして笑顔で戻ってきた天使ちゃん。


出来ましたよっと笑顔で話す彼女の後ろに


後光が差していたのが
私には確実に見えました。



彼女が試したらなんと聞けるようになったんです。


聞いてみてください!と言って、

携帯を差出し、音楽を再生して見せてくれます。

そして流れて来た曲は




クリスタルキングの
「大都会」





皆さんご存知、あ~あ~~♪はってっしない~~♪のあの曲です。


この局面でこの選曲。


イントロが流れてきた瞬間、


私の萌え度数ゲージが
MAXを確実に振り切りました。




思わず、



大都会好きなんですか?



と聞いてしまいました。


あっ違いますよっ、たまたまあったんですっ♪


と笑いながら否定する様をみて私即死するところでしたよ。



死因は
笑顔という名の凶器による
萌え死です。





もっとずっと話していたかったんですがさすがに向うも迷惑だろうと思い、

実際音楽は聴けるということを確認して後ろ髪を引かれる思いで、

店を後にしました。

もちろん、心癒されました♪と最大限のお礼の言葉を伝えて。


翌日、その店員さんがやったであろう手順を試してみました。

ところがですね、何度やっても出来ないんです。

実際この耳で大都会を聞いているので出来ることは確かなんですが、

何がいけないのかまったく見当がつきません。


なのでその店員さんに迷惑を覚悟で、

その時やった手順だけを聞こうと電話しました。


もちろん指名です。

私、生まれ出でてこの方、


携帯ショップの店員を
指名したのは初めてです。



事情を説明したら優しくかわいらしい声で快く応対してくれました。


私には確実に
声の笑顔が伝わってきましたよ。



さらに驚くべきことに、その場で対処できないということを悟ったようで、

一回調べて又こちらにかけなおすとまで言ってくれたんです。


お問い合わせセンターのクサレ担当者と同じ企業の店員とは思えません。


あのクサレどもにも彼女のつめの垢を煎じずに

そのままノドの奥に突っ込んでやりたいと思いましたよ。


こういう人と結婚できたら私、


家から一歩も出ないと思います。


再びかかってきた電話では見事な解決法が提示され、

無事音楽を聴くことが出来ました。


私、感激のあまり、迷惑をかえりみず

感謝と報告の電話を入れてしまいました。



こんな伝説クラスの店員さんがいるのなら

今しばらくボーダフォンを使ってみても

いいかなと思います。


そしてこんど機種変更するときは名古屋でしようと思います。


もちろん指名で。





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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お詫び (とし)
2006-04-18 22:30:45
設定を知らずうちにいじっていまいいままでコメントできないようになっていました。

これからは出来るようになります。

宜しく御願いします。
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