まずは以下、ご案内致します。
第2回実存論的神学研究会(プレ学会)
日時:2014年3月13日(木)
13:00‐14:00 野呂芳男所蔵の神学資料公開
14:00‐16:00 実存論的神学研究会
16:30‐18:30 総会
※当日は、時間延長の可能性があります
場所:立教大学池袋キャンパス ロイドホール5階 第一会議室
概 要
【神学関係資料の一部公開】………コーディネーター 岩田成就
【研究会】………司会 吉田幸司
1.学会発足に向けての趣旨説明~実存論的神学会のあり方、および構想について
(1)発題:「神学の立場から」 林昌子
(2)質疑応答・意見交換
2.村田康常「神学の門外漢である一哲学徒が野呂神学を学ぶということ」(第1回実存論的神学研究会における発表)から提起されうる課題を考察する
(1)課題提起人: 林昌子
(2)意見交換
【総会】………司会 佐藤啓介
発起人(2014年2月25日現在)
岩田成就 郷義孝 佐藤啓介 西原廉太 林昌子 松田江美 村田康常 吉田幸司
***** ***** ***** ***** *****
「今年2014年、実存論的神学会という新しい学会を開きます。」
世間の皆さまにこのような告知をするまでには、実は有志の仲間たちで様々な議論を行ってきました。その議論の中の大きなひとつとして、新しい学会名をどのようにしようかということがありました。学会名というのは、当たり前ですが「名は体を表す」わけですから。
この学会を立ち上げようと賛同している有志たちが、すでに基本的なコンセプトについて共通の認識を共有していることは確かです。それは、まずは野呂芳男神学の検証を行う、そしてそれを柱として、そこから神学のみならず哲学や歴史学その他の人文科学分野、さらにはそのような垣根を越えて広く学際的な対話を行う、その対話が各々の学問領域の深化に貢献するはずだから、というものです。
神学とは何か、いや、組織神学とは何か。少なくとも野呂およびこの記事の記者である林にとっては、そのような対話を、(狭義の)神学界のみならずそれ以外の分野の方々と話合うこと、それ自体が(広義の)神学の営みです。しかしこのようにいう時点ですでに、そのような態度は他の学域に対する神学の傲慢だと批判され得るかもしれません。
そのような、(想定される)ご批判があるとしたらそれは、何と楽しいことでしょう!そこから新たに建設的な議論が生まれてゆくはずです。
とにかくそのような学会の発足を念頭に、昨年夏にまずは実存論的神学研究会を開催しました。
そして今年、秋の第1回本学会開催に先立ちまして、主に呼びかけ人や発起人等になって下さる方々とともに、この春、第2回研究会兼プレ学会を開くことになりましたのでこの場でお知らせします。
昨秋より野呂芳男所蔵の神学等資料にアクセスが可能になりました。それらの一部公開も同時にその場で行います。当日は、発掘された数千冊の本を持ち寄ることはできませんが、ダンボール箱5~10箱程度の資料を初公開する予定です。
ご興味のある方は、ぜひご参加ください。当日は、ご興味のある方であればどなたでも参加可能です。
なお、会場調整の都合上、参加の際には以下のメールアドレス宛にご連絡下さいますようお願い致します。
readyforema-exisitentialtheol@yahoo.co.jp
3月13日は参加できないけれども、学会参加に興味がある方、賛同してくださる方、呼びかけ人や発起人になってくださる方がいらっしゃいましたら、ぜひ応援のほど宜しくお願い致します。
こちらからも、この先お声がけをさせていただくこともあるかと思いますが、その際には「いいよ」と言って下さればこの上なく嬉しく存じます。