東京マルイ コルトガバメント T2カスタム その3(完成編)

長きにわたってお送りしたT2ガバ、ようやっと完成です。

まずは全体像。画像によってグリップが変わっていますがお気になさらずにw



スライド部は基本マルイ純正のシリーズ70の物です。プロップガンは9mmルガー弾仕様なのですがこれには理由がありまして

「伝統的にハリウッド映画のプロップの45ACP弾は調子が悪い」らしいのです。

劇中ではT-800が警官などから予備マガジンを奪うシーンがあるので、本来はコルトガバメント純正として数多く流通している
45ACP弾仕様なのではないかと。

…という解釈でマルイ純正の45ACP弾仕様でよし！スライドも元々その仕様だし！w

グリップは元々パックマイヤー製の実物を所持していたのですが、買った当時の1992年頃でも既にメダリオン付の新型でした。
劇中ではメダリオン無しの旧型でしたので一応WA製ガバメントに付属のパックマイヤー「風」ラバーグリップも用意しました。

…まぁ実物の方がグリップ感は良いよなw




フレーム部はデトニクススコアマスター仕様のパーツが存在しないのとビーバーテイルグリップセフティの関係上、
マルイMEUの物を使用。SPRINGFIELDの刻印になっていますが気にしないでくださいw

チャンバー、バレル部はGUARDER製のステンレスチャンバーとスチールアウターバレルを組み合わせました。使っていくうちに
バレル部の塗装が劇中通りにハゲチョロ化するのを期待してますw



チャンバー部。マルイ純正のメッキより格段にイイ感じです。



トリガーはタニオコバ製。本来はショートストロークなのですが部品が無いのでオミット。トリガーストップスクリュー付き！

細かい所を言えばピン類もシルバーにしたいのですが、マルイ純正ではステンシルバーのモデルが発売されていないのでオミット。
そのうち塗装を削ります。




インナーバレルはPDI製の精密バレルです。内部カスタムはこれくらいです。黒色なのでインナーバレルが目立たなくて良いですね。


そういえば劇中では何故かシーンによってブッシング部がシルバーになってたりします。
主にサラ・コナーの発砲シーンで顕著です。…そこまでは再現しませんw


…とまぁ勢いでカスタムしまくったガバですが、総額は考えたくありません…塗料代だけで10k近くかかった、とだけw


次回作の予定ですが、今度は「エクスペンダブルズ」のバーニー・ロスが使用していた銃を
再現したいなーと思っています。…いくらかかるんだろ？w


それではTwitterでお会いしましょう！

東京マルイ コルトガバメント T2カスタム その2(加工編)

数十年ぶりに新規でカスタムしたT2ガバ、続きです。

まずはパッと見から目立つ加工が必要なグリップセフティとアンビのマニュアルセフティから。




GUARDER製アンビセフティをゴリゴリ削って造形しました。黒色のはマルイMEU純正です。



左右。シアーピンで保持するタイプのアンビは現状カスタムパーツが存在しないのでオミット。形状だけそれらしく造形。




続いてグリップセフティ。マルイMEUの純正ビーバーテイルのグリップセフティをこれまたゴリゴリ削って造形、奥がMEUです。



造形途中。まーー疲れましたw



セフティ2種を取り付け。まーー我ながらようやるわと思いますw　上面のフラットを出すのにかなり苦労しました。
純正の「コッキング時ハンマーが収まる凹み」はパテで埋めました。ハンマーもデトニクスの物に替えたしね。



そのデトニクスのハンマーも微妙～に削って造形した後、メッキを剥がして塗装。今回はカスタムパーツが
入手できなかったのでマルイ純正のハンマーを使用しました。入手次第換装する予定です。


続いてハンマーSPハウジング。困った事にチェッカータイプのハウジングはAirsoftGoGo製のマグウェル付きの物しか入手できませんでした。
なので…



こうじゃ！w　マグウェル部を切り落として造形しました。良い子の皆は真似しないでね！w


予想以上に長くなったので次回に続く！

to be continued...

I'm BACK!(トレンチ：談) 東京マルイ コルトガバメント T2カスタム その1

Twitterに移行して暫く経ってましたが生きてました。　皆さまお久しぶりです。

久しぶりにガッツリ手を動かしたのでブログを更新しました。
なんと20数年ぶりにガスガンのカスタムをしたのですよ。

自身のフェイバリット映画「ターミネーター2」にて、T-800がチンピラから奪って使用していた銃を可能な限り再現しようと
公開当時も色々カスタムはしていたのですが、正月に「エクスペンダブルズ」を1から3まで
ブッ続けに観てしまいガン熱が再燃したという訳ですw


今回ベースにしたのは、ここ10数年で性能の良さも完全に実証された東京マルイ製のガバメントです。
カスタムパーツも豊富に揃っているのでカスタムも捗りました。

さて、改めて資料を漁ってみたのですが…


当時と全然違うじゃん!!www


まずは現物の劇中プロップの画像。



当時は「コルト　コンバットエリート」に準じたカスタムと専門誌でも書かれていたのですが、
インターネットやDVD、BD等の映像メディアが発達した現代ではほぼ完全に詳細が明らかになっておりました。

以下にその詳細を。

フレーム　＝　デトニクス製スコアマスター
スライド　＝　コルトガバメントシリーズ70(9mmルガー弾仕様)
ハンマー　＝　フレーム準拠でデトニクス製ショートスパー
マニュアルセフティ　＝　john Masen社製アンビセフティ(シアーピンで保持するタイプ)
グリップセフティ　=　Pachmayr社製(ラバーコーティング)
メインSPハウジング　＝　Pachmayr社製(ラバーコーティング)
トリガー　=　トリガーストップスクリュー付
グリップ　=　Pachmayr社製ラバーグリップ(旧タイプでメダルの無いもの)


…まーー細かい所までよく調べられてました。インターネット凄ぇw

細部までの完全再現(刻印等)は流石に不可能…というか面倒なので、
・現状入手可能な部品を使用して再現できるところはしていこう
・合法的に可能な限り金属部品を使おう

というコンセプトで制作開始しました。



to be continued...