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ららら。

日記と本(ライトノベル?)と舞台の感想

ドレスデン国立美術館展

2005年07月03日 | 日記
 2005-07-03 雨
 
 上野にある国立西洋美術館で先週から開催されているドレスデン国立美術館展に行ってきました。今回のお目当ては ①フェルメールの<窓辺で手紙を読む若い女> ②マイセンの陶磁器類 とどちらも是非見たいものだったので楽しみにして出かけました。ちなみにこの展示会は 国立博物館で開催されていたベルリンの至宝展に続き、日本におけるドイツ年2005-2006の一環にあたる展示会ものです。
 
 フェルメールの絵やそのほか出品されている絵画や版画などもよかったですが、この展示会は工芸品?のようなものが大変興味深く感じられました。定規やコンパス、測量に使用するものなど端麗に飾り立てられた道具類、狩猟の際の工夫を凝らした道具、集光鏡などなどが珍しく、また美しかったです。あとは マイセンの陶磁器がいかに中国/日本を模倣した上で違う道をたどって行ったかが感じられる展示があったのも印象に残りました。あとはダイヤセット・・・・・・・2センチもあるようなダイヤが・・・・・・全体的に、世界各地から美術品/工芸品を収集し、美麗に飾り立て、豪華な道具を作りまたその職人を育てていったドレスデンの隆盛が感じられる内容でした。

 それほど天気のいい日でもないのに、かなり会場内は混雑しており展示を見るのに列になってぞろぞろ並ぶような状態でした。年齢層は割りとまちまちですが、大人が多い展覧会だったにもかかわらず割とざわざわした印象をうけました。 展示されているものが絵よりも工芸品などが多く、口に出して隣の人と感想を話をしたいタイプの作品が多いからでしょう。とても楽しく過ごせました。 

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