蜘蛛女(オーロラ) 朝海ひかる
モリーナ 石井一孝 ヴァレンティン 浦井健治
警察署長 藤本隆宏 モリーナの母 初風諄
東京芸術劇場 中ホール 1階I列センターでの観劇
<< 蜘蛛女のキス >> 演出 荻田浩一
恐怖と死が蔓延する刑務所を舞台に、対立しつつもお互いを理解していく若き政治犯ヴァレンティンと心優しいゲイのモリーナ、死の象徴として描かれる蜘蛛女(オーロラ)の物語。
初の東京芸術劇場でした。前方よりのセンターブロックで非常に見やすいいいお席で、オペラなしで全体を堪能させていただきました。そしてとてもいキャスティングがされているなぁ、と感じました。
朝海ひかるさんは、とても役にあっているとおもいました。妖艶かつ謎めいていて 非常にインパクトがありましたし、動きやダンスがキレイなのも◎。歌は不安定な部分もありましたが 悪くなかったです。思っていたよりも低音なので少し驚いたのですが、男役の頃の声とそれほど変えていないのかもと思いました。
石井さんは 秀逸。歌はもちろんのこと、モリーの人格をきちんと観客席に届けてくれるような役作りでお芝居しているのがとてもいいです。いや、本当に自己卑下をしまくるゲイっぽく見えました。(この役、前回の公演では市村さんがやられたそうですが確かにうまくやりそうだなぁというのも観ていて感じました)
浦井さんは ちょっと意外でした。今までのイメージがルドルフやフレディだったので、下層で生きてきた男性の役はイメージしずらかったのですが、荒々しい声とか雰囲気がでてるところがあり「ああ、こういうのもできるのね」と思いました。(前半が特に) こういう役をやることでどんどん幅を広げていってほしいです。これからが楽しみ。
他にもお母さん役の初風さんや所長(こわかった)の藤本さんなど観ていて安心な感じの公演でした。
モリーナ 石井一孝 ヴァレンティン 浦井健治
警察署長 藤本隆宏 モリーナの母 初風諄
東京芸術劇場 中ホール 1階I列センターでの観劇
<< 蜘蛛女のキス >> 演出 荻田浩一
恐怖と死が蔓延する刑務所を舞台に、対立しつつもお互いを理解していく若き政治犯ヴァレンティンと心優しいゲイのモリーナ、死の象徴として描かれる蜘蛛女(オーロラ)の物語。
初の東京芸術劇場でした。前方よりのセンターブロックで非常に見やすいいいお席で、オペラなしで全体を堪能させていただきました。そしてとてもいキャスティングがされているなぁ、と感じました。
朝海ひかるさんは、とても役にあっているとおもいました。妖艶かつ謎めいていて 非常にインパクトがありましたし、動きやダンスがキレイなのも◎。歌は不安定な部分もありましたが 悪くなかったです。思っていたよりも低音なので少し驚いたのですが、男役の頃の声とそれほど変えていないのかもと思いました。
石井さんは 秀逸。歌はもちろんのこと、モリーの人格をきちんと観客席に届けてくれるような役作りでお芝居しているのがとてもいいです。いや、本当に自己卑下をしまくるゲイっぽく見えました。(この役、前回の公演では市村さんがやられたそうですが確かにうまくやりそうだなぁというのも観ていて感じました)
浦井さんは ちょっと意外でした。今までのイメージがルドルフやフレディだったので、下層で生きてきた男性の役はイメージしずらかったのですが、荒々しい声とか雰囲気がでてるところがあり「ああ、こういうのもできるのね」と思いました。(前半が特に) こういう役をやることでどんどん幅を広げていってほしいです。これからが楽しみ。
他にもお母さん役の初風さんや所長(こわかった)の藤本さんなど観ていて安心な感じの公演でした。