世間体
ブログ《サイキックの眼》シリーズの今回のテーマは、『世間体』です。
世間体というモノによって・・誰かが幸せになるのだろうか？。
世間体は何処に存在しているのでしょう・・。
存在って！？笑
世間体とは、「他人の目」の中に在る？。
「世間体に悪い」
よくこのように言われます。
では、「世間体に良い」となると・・・？。
それは誰の喜びなのでしょうか？。
例えば。
「昨日の私ったら、すっごく世間体が良くって、幸せな一日を過ごしたんだぁ～！」
世間体とやらで、こんな風な気分になることはありません！笑。
つまり・・「世間体」とは。
『自分以外の人の気分を壊さない為の気遣い心』
フフ?（笑）、甘いね。
「世間体」の為だけに、生存しておられるご家庭は多いはずです。
ということは・・、世間の目に対して悪影響を及ぼすモノでも持っておられるのでしょうか？。
世間の人の気分を害してしまうコトでも・・なにか在るのでしょうか？。
世間サマに迷惑をかけてはいけない。
・・・・・・・・・。悲
つまり。『誰も信用していない』のです。
ココが、世間体の発生しうる場所であります。
なぜ？誰も信用していないのか？。
その家庭内・家族内が信用しあってないからです。
愛してないのです。
なのに、家族が生存しているのです。
（※この表現はオカシイかも知れませんが、一番適当に思います。）
家庭内関係での互いの信頼度はゼロ。
なので、他人の目（世間体）で評価を裏付ける。
最近とくに多い、通り魔的事件。
お金目的とか、ゲーム感覚だとか・・専門家等が色々と言われてますが、それは違います。
このような事件に発展してしまった加害者の精神的目的は、
「親の社会性破綻」です。
世間体意識の強い家系で、世間体の評価の為だけに家庭が在り、世間体の為に子育てしてきた。
すると・・その子は、世間の目がくだす評価が総ての日々をおくる。
自分が自分の意思で、自我と自意識を持つ。
これが成長の自由ですが、親の世間体の為に存在する子供には・・自意識は無用なのです。
親の世間体にガンジガラメになり、世間体という名の他人の目に良いとされるモノは総て買い与える。
まるで・・動画にアップされているペットのような扱い。
この世間体には、自我と自意識は必要ありません。
必要なのは・・ただ他人の目に良く写りさえすれば良いのです。
他人の目に良く写るだけで・・中身はどうでも良いのです。
通り魔的事件に至る子供の精神。
本当は、中身の在るモノが欲しいのです。
中身の在る人間に成りたいのです。
中身も親に信頼して欲しい。
中身を見て欲しいのです。
それが叶わなければ・・成長しないのです。
中身が備わった人には勝てない・・・。
なので。世間体という邪魔な原因を無くす方法を選ぶ。
その方法は２通りある。
● 親を破綻させる。（殺す）
● 世間の目を破綻させる。（殺す）
世間の目を破綻させる＝通り魔的他殺事件・放火・万引き・自殺等。
これを用いて・・親の世間体・社会性をも破綻させるのです。
これで・・この子供は世間体抑圧からやっと自由になるのです・・・。（悲）
世間体から自我を奪還する為の事件は、これから更に多く増える。
一家を破綻させても、世間を破綻させても、世間体はまた生まれます。
それよりも、自分の中身を大事にすることを持ってほしい。
もし自分の中身がカラッポだと思うなら・・、カラッポの自分から逃げないで耐えてほしいと思います。
耐えるなんて・・とても苦しいことです。
その辛さに耐えられなくなると・・あなたの目の中に「世間体意識」が生まれるのです。
カラッポの中身を他人にさとられないように・・世間の目に気を遣うことだけを実行するのです。
自分の中身。
本当の自我。
それが成長していないのが『世間体』なのです。
サイキック 山本 浩二
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