青波です。魔法クラスについての説明ですよ。
・命名魔法
この世界観では一般的な魔法その1。
魔力に「命名」し定義することで「現象」や「別の物質」に変換するタイプの魔法。光や炎を生み出したり、純粋なエネルギーとしてぶつけたりします。どちらかというと攻撃系に特化している印象ですが、妨害なんかにも使えます。汎用性は一番高いかもしれません。
・命令魔法
この世界観では一般的な魔法その2。
元々存在するものに魔力で「命令」することによって動かしたり強化したりする魔法。その場に存在する石をつぶてとして放ったり、ゴーレム作って操ったりもできます。命名魔法に比べれば補助系、絡め手が多いです。またその場にあるものを操るという性質上、場所を選ぶこともあります。
・神聖魔法
命名魔法の一形態だが一般的には別物として分類される。
魔力を癒しや保護の力に変換する魔法。必ず呪文の中に女神に対する祈願の言葉が織り込まれているのが特徴です。命名魔法の一形態なので実は女神に対する信仰心がなくとも扱うことは可能なのですが、ごく初歩的なもの以外は神殿に所属する人間にしか教えられていないため実質僧侶・神官の魔法と言えます。
・精霊魔法
この世界観では「妖精・精霊を見る」才能を持つ人間にしか許されない魔法。
精霊や妖精と契約することによって能力を行使する魔法。能力は契約している精霊や妖精によって異なり、一人で多くの精霊と契約するのはなかなかに困難とされています。
中には「レベンタートの妖精使い」のようにその場にいる妖精に「お願い」して魔法的な能力を振るう変り種もいますが。