ゴンパ（チベット僧院）の祭壇にダライ・ラマの写真が祭られていた。
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おまけ：神も仏もないものか、という話。
ゴンパから村に帰る途中、トレッキング初日にして
岩の上ですってんと転びカメラを壊してしまった。
この日は時折雨がぱらつく天気。
さほど足元が悪いというほどでもなかったのだが、、、
だが、私が履いていたSalomon社製のライトトレッキングシューズは
いったいどういう靴底をしているのか、路面が濡れるとツルツルと滑り、
町中を歩くのにも普通の靴より危険だという代物だ。
そもそも、よりによってそんな靴をヒマラヤに履いていくのが間違いなのであるが、
だってしかし、他の靴を買いに行くヒマがなかったんだから、、、
このカメラは日本に持ち帰ってサービスセンターに持ち込んでみたが、
残念ながら修理不能という返答であった。
ちなみにこのカメラ、私にとって一代目のニコンＦ９０ＸＳであった。
二代目は今年トルコで犬に壊された。
こちらは修理可能であったが、
どうやらこのカメラ、持ち主に恵まれないことも含め、
少しばかり悪い星の下に生まれてきたと思えないこともない。
幸い、ヒマラヤには万が一の時の予備にと
マニュアルカメラのニコンＦＭ１０を持ってきていたので、
以後はそちらで撮影をした。
このカメラはそもそもバルブ撮影用に購入したもので、
普通の撮影には使ったことがなかったもので、
私には露出をうまく合わせられず失敗写真を量産してしまったのは無念の限りであったが。
撮影地 ネパール パクディン村
Phakding, Nepal
(２００３年１０月）
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不思議な世界旅行 写真館
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・・「悪い星の下」は、そのとおりかも。
また、F90XSにはF100にもなかった十数枚連続ブラケッティング撮影機能があったため、この機能を活かして皆既日食を撮影したかったのですが、日食を撮りに行った旅先でまた壊れてしまったような次第で。