想風亭日記

人里離れた「想風亭」にて、旧事(ふるごと)を読み、黒犬を友とする日々

六月のクイーン  

2008-03-25 03:11:22 | Weblog
今日は妄想デー、しばしおつきあいくださいませ。

まだ枯葉色の森は、春霞で全体に白っぽい。
よって、今日は思いきりカラーでお楽しみ、です。

昨年のバラや、雨に煙る濃い緑の森などなど。
下手なんだけど数だけはある写真の中から、
本日は噂のクイーンを選んでみましたよ。
左下の方の黒い点は、もちろんベイビーのお尻。



先週書いたアホ列伝の犠牲
になったクイーンです。
華麗なる復活!をとげて、
 ここにいるのよ~、私はあんたたちが
  来る前から、ここでこうやって、咲いてたのよ~!!!
ハイ、すみません。盲目的に草刈機をぶん回して
ごめんなさい。
年々、迫力を増してゴージャス、熟女風になっていく山つつじ、
でも今年の花が終わったら、枝を剪定する予定なのです。
株が弱らないようにね。

そういえば‥
ねずみ師は、果実の種(食べちゃったあとの)を手近な器で
育てて芽を出したら鉢へ移し、さらにそれが葉を出したら
森へ運びます。
ぶどう、みかん、柚子、柿なんかね。
まだ小さな鉢の中ですが、期待の新人として
葉っぱをつけていっぱしの苗木です。
みかんが寒冷地で育つかどうか、はなはだ疑問ですけど
スタンバッてます。
うさこはおおいなる期待でいっぱいです。
あのとき食べた、あれがね~、こんなになるなんて、って感じ。

ねずみ師は育てるのが、なぜだか上手です。

枯れかかった植物は、ねずみ師のところへ持っていくと
たいていは復活するので、うさこは自分の怠慢で嗄らした
植木を何度も運んだ覚えがあります。
‥‥大きな声では言えませんけど。

この森に初めてきた頃、まさかバラを育てるようになる
なんて、おもいもよらないことでした。
バラを好きではなかったし。
薔薇って書けないし。



でも、薔薇は咲いてくれました。
うれしかったー、ほんとに。
ほんの短いあいだなんですけど、その日のために
せっせと虫退治と肥料やりをしなければなりません。

で、それは少しも苦にならないのです。
再び、あの薔薇が咲いているところを見たいから。
クイーンの花が終わる頃に、葉が繁り始めて
そしてつぼみがふくらんできます。
姿が美しいだけでなく、多くの人が魅惑されてしまう
理由はその香りにあるのだと、知りました。

だから、せっせ、せっせと働きます。

なんたって、そんなうさこに本人が一番、
びーーーーっくり、してます。
今年もビッグサイズのニームオイルが届いてるし!