受験生のための『世界史Ｂ』―古代インド[(３)古代インド統一国家（上）]

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　今回は、前フリはナシ。←

　[マウリヤ朝]

　さて、前回は前６世紀までを見ましたね。

　インドは年代がかなり重要だからちゃんと覚えとくんだよ！！

　今回は前４世紀から話を始めます。

　
　みなさん、前３３４年という年号を覚えてらっしゃいますでしょーか。

　
　そう、アレクサンドロス大王の東方遠征開始ですね。

　前３３４年てことは……？
　
　前４世紀！　ですね。

　
　というわけで、アレクサンドロス大王がインドにやってきます(笑)

　かつてアーリヤ人がしたように、あのカイバル峠を越えて。

　まあ、アレクサンドロスさんの蹂躙によってインドはぐっちゃぐちゃになるわけですよ。
　
　そんな中、どさくさにまぎれて成立した国が、

　まうりや朝です。

　かろうじて続いていたマガダ国の息の根を止めた、まうりや朝創始者のちゃんどらぐぷた王は、首都をぱーたりぷとらに置きました。

　その後、まぅりゃ朝の全盛期を築く王、あしょーか王が現れますが……。

　この王様、かりんが国という国との戦争においてすっさまじい数の犠牲者を出します。

　血で真っ赤に染まった川を見て、あしょーかおーは思いました。

　（´-`）.。oO{おれ、もうこんなことやめよう……仏教に帰依しよう}

　こうしてぁしょーか王は、武力を放棄し、仏教の考えにのっとった平和的な征服活動を展開するようになります。

　さらには仏教の発展のために、仏教の教説を編さんしなおす第３回仏典結集を行いました。

　
　
　レディィィィーーーーース！！！



　アァァァーーーンド！！！


　
　ジェントルメェェェーーーーン！！！！！



　お待たせしました！！！

　

　第３回っっっ！！！！


　
　仏典！！！！！



　結集！！！！！


　
　みたいな感じじゃないっすかね。

　
　あとは、セイロン島布教もやりましたね。

　ほんとにやったのかどうか不明ですが。


　[クシャーナ朝とサータヴァーハナ朝]

　でもまあ、そんなまうりや朝もいつかは滅びるわけですよ。

　200年が経った前２世紀、イランのほうからやってきた人たちがインドの上のほうにくしゃーな朝を建てます。

　全盛期を作ったのはかにしか王。

　蟹鹿王ですね、はい。

　首都は、ぷるしゃぷら。

　位置を見てみればわかるのですが、くしゃーな朝は当時のローマと中国のちょうど間に位置し、その結果ローマとの交易が盛んになりました。
　東西交流の発展、ってやつです。

　その南に成立したのがさーたう"ぁーはな朝。

　さらっと言いましたが、ってことはこの時代、前２世紀にはインドにふたつの王朝があったということですね。

　北のくしゃーな、南のさーたう"ぁーはなです。
　
　今日はここまで。