『お仕着せと、ボーナス』

そろそろボーナス商戦時期ま只中なので、今回はボーナスのお話を。
ボーナスとは、利益の再配当？！
ボーナスの習慣は、西洋のからだと思われがちですが、実は日本にも昔から、似た様な習慣があったのです。
では昔の、江戸時代のボーナスとは？
どの様なものかと言うと？！
それは『四季施』と呼ばれるものでした。
四季施＝仕着せとは、季節に応じた衣服を与えていたようです。
しかし中には衣服では無く、現金が欲しいと言う人もいた様で。
これが転じて、本人の意にそぐわぬ行為を、仕着せに「お」をつけ、お仕着せと言う言葉が生まれた様です。
ボーナスには縁の無い私には、お仕着せでもいただけるならありがたいと思えるのでしょうが・・・
もしも現物支給でボーナスが払われたりすれば、きっと皆さんも「お仕着せだ！」って仰るのではないでしょうか？
歴史にまつわる話のネタとして、四季施にならって衣服などを、誰かに送ってみては如何でしょうか。
くれぐれも相手に嫌がれて、お仕着せにならぬ様にだけは、ご用心くださいませ。