南十字星からアジアQZSS(日)/IGSO(中・印)を眺める

グローカルイースト視点
アジアQZS/IGSO軌道モニタ
高橋冨士信 fj鷹@gmail.com

24.5.11 【太陽フレア前記事で】大影響磁気圏外郭QZS/IGSO軌道 QZS-2準太陽到達 今週末黄道上でのIG三座クロス太陽合とQZS-2太陽合とのダブル重合太陽合イベントが生起予定

2024年05月11日 | アジアンQZSS(日)/IGSO(中印)軌道
24.5.11 太陽フレア記事は別カテゴリの前記事に置いてます.
マッターホルンでもオーロラ観測に成功したとのことです.


海外誌WEBではGPSへの影響は少ないとの予測記事が多いですが,高度2万kmのGPSは地球プラズマ圏内であり,高度4万kmのIGSO/QZSは地球磁気圏外殻にあり,強い磁気嵐のときには外殻が吹っ飛ぶことはよく起こってきています.IGSO/QZS衛星群は強烈な太陽フレア・荷電粒子の直撃を受ける可能性はGPS衛星群よりは高いありますから,しっかりと見てゆこうと思っています.
また来年が太陽活動度11年周期のピークでもあり,これまでとは違ったより厳しい磁気圏環境の中でIGSO/QZSは飛翔することになります.


南下中のQZS-2が準太陽合に到達しました.来週一杯かけてQZS-2太陽合とIG三座クロス太陽合が黄道上で重なり合うダブルクロスイベントの生起が控えています.その状態での強い磁気嵐を監視することが大事でしょう.
QZS-2とIG三座,そしてQZS-4とIG四座は半年ごとに黄道上での太陽合が重なり合うダブルクロスイベントを引き起こすように軌道配置がされているようです.
詳細は省きますが,グローカル・イーストIG座系として,有効な活用を検討しうる関係にあると言えるでしょう.

β角プロットを用いてQZSとIGSOのクロス太陽合の前倒し現象を年単位の時空間現象として確認しようとしているところが本ブログの重要な出発点でした.
QZS/IGSO座群はグローカル・イーストが達成した21世紀の現時点にけるにおける衛星軌道技術の到達点のひとつでしょう.欧米先進地域でもQZS/IGSO座構築に挑戦し実現しているところはありません.QZS/IGSO座軌道群のデータリダクションを継続して,記録してゆく意義は大きいと考えます.その応用技術として月面測位技術への応用に未来を見たいと思います.

当面は以下のN2YOのURLを使用するようにします(アンカーKOREASAT-7).

https://www.n2yo.com/?s=42691|36828|37256|37384|37763|37948|41434|42738|42965|40547|41241|43539|44204|40938|40549|44709|44337|49336

N2YOサービスの画面コピーを利用したIGSO/QZS衛星軌道群の地表への射影の16時間分のIGSO/QZS群衛星軌道アニメGIFを記録します.

(1) IGSO/QZSS射影軌道の16時間分の10分毎のアニメGIF


(2) IGSO/QZSS射影軌道の昼間6時間分の2分毎のアニメGIF
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