南十字星からアジアQZSS(日)/IGSO(中・印)を眺める

グローカルイースト視点
アジアQZS/IGSO軌道モニタ
高橋冨士信 fj鷹@gmail.com

12/09-12/10 スマホGNSS:Que3機モニタリング・ロック早期復帰快調の模様

2017年12月10日 | 2017/12スマホQZSモニタリングデータ
QZS-3,QZS-4スマホ受信確認とQZSS RawData対応国産スマホ期待

伊能忠敬没後200年の2018年5月17日まで158日
2018年5月18日の太平洋・島サミットPALM2018まで159日

本ブログ主力機Covia Que3機の受信データ分の並列比較を記録します。
AndroiTSアプリ・レベルプロットのスナップショット・タイルを使用します。

技術検討的にも役立つ受信3機の並列比較のプロットにしています。
Android7 Que機もロック早期復帰法にてデータ取得できているようです。
この手法によりVysorやVysor Proをロックし易いスマホで連続使用できます。

12/09-12/10 スマホQZSS@Que3機並列比較モニタリングです。

2017/12/09_09h~12/09_16hJST:
Que3機による8時間分モニタリング並列比較タイルを記録します。
左からU-Que機,S-Que機,N-Que機,の順です。


2017/12/09_17h~12/09_24hJST:
Que3機による8時間分モニタリング並列比較タイルを記録します。
左からU-Que機,S-Que機,N-Que機,の順です。


2017/12/10_01h~12/10_08hJST:
Que3機による8時間分モニタリング並列比較タイルを記録します。
左からU-Que機,S-Que機,N-Que機,の順です。


まだ理由は不明で、Good Newsですが、Android7のQue機(S-Que,N-Que)の受信レベルが上がってきており、Android6のU-Que機をしのぐように、かつ安定になってきています。
半固定IoT活用向きになってきています。

ますます繰返しになりますが、RawData QZSS受信確実な国産スマホの登場について熱く期待します。

Q2と太陽の会合は何時?他のQZ衛星は太陽と会合する?

2017年12月10日 | アジアンQZSS(日)/IGSO(中印)軌道
Q2と太陽の会合は何時頃になるでしょうか?

以下の日時のスナップショットをタイル状に並べてみました。
2017/12/01 10:48JST
2017/12/02 10:48JST
2017/12/04 10:48JST
2017/12/05 10:48JST
2017/12/06 10:49JST
2017/12/07 10:49JST
2017/12/08 10:49JST
2017/12/09 10:49JST


ブラウザでCtrlとプラスキーの同時押しを繰り返すなどして、豪州東岸付近を拡大して注目してください。たぶんQ2と太陽の会合は12月中旬でしょう。冬至ぴったりは難しいかもしれませんね。

他のみちびきQZ衛星の太陽との会合はどうでしょう?

一番簡単なのはQ3(GEO)でしょうね。静止軌道は赤道上になりますから春分と秋分の太陽は赤道上空軌道になるので、Q3は春分と秋分に太陽と会合するでしょう。

来年3月の春分の日の太陽との会合が楽しみですね。

他のみちびきQZ衛星と天体との会合や食を予測してみましょう。

計算機をぶん回してサーチすればQZ衛星群と太陽や月との会合は見つかるでしょう。しかしそれはあくまで最後の手段でしょうね。まずは本例のようなスナップショットなどを観察して、天文幾何学的な知識から、会合や食がいつ頃になりそうかを予測するほうが面白いはずです。

みちびき衛星群の軌道は日本列島から豪州を結ぶ上空経度付近を飛翔しますから、日本や東アジアや太洋州の若い人たちが、この衛星群と天体との会合や食の計算・予測へ挑戦する「みちびき」となりえます。日本人の知恵が集結したQZみちびき衛星軌道の醍醐味を味わいましょう。

こうした天体軌道分野への関心を高めるような貢献や発展も大いに楽しみですね。伊能さんが天で期待しているのもこうしたところなのかもしれません。