量子力学と意識の変容(宇宙と人間の無限性について)

量子力学をどのように生活に活用するか、量子力学と意識の変容とタイムトラベル・パワレルワールドの究極の可能性を探求します。

マクスウェルの光の電磁波説 「光は電磁波の一種である」

2012-02-29 | 日記
ジェームズ・クラーク・マクスウェルは、
マイケル・ファラデーの実験を、数式にまとめた偉人と言えます。

マイケル・ファラデーがいなければ、
マクスウェルの方程式も存在せず、
アインシュタインの相対性理論も存在しなかった可能性があります。

そして、マクスウェルの重要な発見(推測)は、
「光が、電磁波の一種である」という光の電磁波説にあります。

光の電磁波説 electromagnetic theory of light:
(ファラデーとマクスウェル 清水書院 後藤 憲一著: マクスウェルについて 瀬戸信也氏)

光は伝搬する電磁波であり、この電磁波の電界と磁界とはマクスウェルの電磁方程式に従う。光は電磁気的現象を起こしている媒体そのものの振動である。たとえば、光の反射・屈折は電磁気的横振動の波の反射・屈折で説明できる。物質の屈折率も電磁気的な値から決まり、誘電率の平方根となる。「光の電磁波説」の根拠は、1)電磁波も光と同じく横波である。2)真空中の電磁波の速さが光の速さに等しい。3)物質の光学的値は電磁気的値から決まる。たとえば、非強磁性体では屈折率が誘電率(比誘電率)の平方根となる。


今日の光と物質形成を理解する大きな基礎を作ったのは、
マクスウェルと言えるかもしれません。

マクスウェルは小さい時、ほとんど喋らない子どもで、
同じ歳の子どもたちから馬鹿にされていたそうですが、
実際には、同時代に数式の意味がわかる人がほとんどいなかったくらいの
高い智恵を持った方でした。

結局、磁場という世界は、直接は人間の目には見えません。
しかし、それが目には見えなくとも働いている「場」があり、
「力」があるということを研究していった結果、
同じく多くは目に見えない「電磁波」という、
一連の不思議な世界を解き明かすことになりました。

私たちが目にしている物質という世界、
3次元の世界、現実(現象)という世界には、
二つの世界が含まれているわけです。

それは、「目に見える世界」と「目に見えない世界」です。

マクスウェルが数式で解き明かし始めたのは、
この「目に見えない世界」の「場」と「力」でした。

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