デイビットのブラジルいろいろ日記

デイビットの思いつくままなんでもかきます

ブラジル農産物輸出は記録好調

2011-01-29 10:22:39 | Weblog
政府の制限に生産者らは憤り

ブラジルの農産物輸出は2000年に207億ドルであったが、毎年上昇を重ね、08年は718億ドルに、09年には若干の下落を見せ648億ドルだった。しかし、昨年には764億ドル、今年は18%増の850億ドルが予測される好調ぶりである。

成長が著しかったのは大豆及びトウモロコシの主要農産物の輸出となっており、昨年度はこの2種類の生産物を主体とし、630億ドル。総輸出の82.5%を 占めており、大豆及びその加工物が171億ドル、砂糖及びアルコールが137億ドル、肉類(牛・豚・鶏・七面鳥)が136億ドル、林産物92億ドル、コー ヒー57億ドルが主要農産物である。売り上げの相手国として、EU204億ドル、中国110億ドル、アメリカ54億ドル、ロシア41億ドル、日本24億ド ルである。

サンパウロ市カッポン・ボニートの農業共同組合長であるケンジ・オカムラ氏は「今年度は大豆の相場が良く先売りしたが、我々の農産物は常に原価を頭に入れて、売却せねばならず、気の疲れる仕事である」と気の抜けない様子。
なお、隣国アルゼンチンも農産物輸出国であるが、生産者らは政府によって課せられた輸出枠の制限と輸出課税の上昇に抗議しており、輸出する小麦量は減少するものと予想されている。
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リオ、死者644人に 被災者らの救助活動遅れ

2011-01-19 16:38:55 | Weblog
6日後に初の救援物資届く

【既報関連】過去最大規模の大雨被害に見舞われているリオ州の山岳地帯は、週末も断続的に降った強い雨の影響で被害が拡大している。14日夜に550人 だった犠牲者の数は、一日おきに610人、633人と増え続け、17日午後3時の時点で644人に達した。家屋を失うなどして避難生活を送る人は1万4千 人近く。全伯から寄せられた大量の救援物資は、当局の指揮系統が不十分で被災者の手元に届かない状態だ。

久しぶりの晴れ間となった16日午前、リオ市内のブラジル・サッカー連盟(CBF)の練習場は、食品や医薬品などの救援物資が地面に散乱。悪天候により、陸海軍のヘリが飛行を見合わせていたため、物資の配布が大幅に遅れた結果だ。
被害の最も大きかったテレゾーポリス市はこの日、災害で孤立したサンタリッタ区の住人ら約40人に、災害発生から6日後初めての物資が届いた。乾燥食品や飲料水、医薬品、発電機用のガソリンなどを積んだヘリは、同区とサンタナ区の高齢者も救出した。


一方で、「これほどの災害なのにヘリを出動させないなんて信じられない」という声が軍内部からも上がっているように、当局の対応に不満が募っている。15日までに65人がヘリで救出されたものの、16日にようやくホットライン開設といった調子だ。 
被害はその間に拡大し、死者が出たのは当初4市だったのが7市に及んだ。土砂崩れや水害の犠牲者は650人近くとなり、テレゾーポリス市やペトロポリス市などでは計140人程度がいまだ行方不明とされている。
また、身元が確認できないまま共同墓地に埋葬される遺体も多く、ノーバ・フリブルゴ市の市営墓地は15日だけでこれらの50遺体を埋葬。陸軍の協力の下、雨の合間に作業が続いている。

今回の被害は、犠牲者数において過去1世紀の土砂崩れ災害で世界10位。これに対し、国連は人的支援を申し出たが、連邦政府は断ったという。新興諸国には、国連支援は国力の低さを示すとしていやけする傾向があり、昨年のチリ大地震でも同国政府が同じ態度を取った。
ただ、被災した市街地の多くが今も土砂や泥水に浸かり、崩れた家屋のがれきなども散乱したままなど、救援活動は難航している。

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養育権巡る国際係争増加 ブラジル

2011-01-10 21:17:51 | Weblog
ヨーロッパの経済危機で

ヨーロッパの経済危機と好調な国内経済の影響で、ブラジルに帰国する在外伯人の数が増えている。子弟とともに帰国するケースが多く、これに伴い養育権を巡る国際係争も急増している。2日付フォーリャ紙が報じた。
米国生まれのショーン・ゴールドマンくん(10)が一昨年末、米国人の実父と伯側家族の養育権係争の末、米国に連れ戻されたのは記憶に新しい。家族の居住地に養育権を認める国際司法裁判所の協定に基づく最高裁の命令だった。
「子供の国際誘拐」の呼び名で広く知られるようになったショーンくんのケースは、伯人である母親が死去していたため、親権は伯国の祖母と継父ではなく実父にあるとされた。だが、両親が健在だと事態は複雑で、両国の司法協定が必要となる。

政府の協定数は2007年まで年平均30件程度だったが、09年は152件、10年は10か月までで前年を上回った。ポルトガルにおいては、昨年始めは4件だったのが、10月までに30件が追加される急増ぶりだ。
人権局によれば、欧州からの帰国はスペイン、ポルトガル、英国の順で多く、養育権係争の増加はこれに比例している。係争はポルトガル、スペイン、ドイツ、イタリアが多く、欧州以外では米国とアルゼンチンが目立つ。
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近親相姦の父親に 懲役63年=マラニョン州

2011-01-03 19:32:39 | Weblog

マラニョン州ピニェイロ市第1司法裁判所はこのほど、実の娘2人を16年間監禁し、近親相姦 で計8人の子どもを生ませていたジョゼ・ビスポ被告(55)に懲役63年を言い渡した。今年6月に逮捕された同被告は、孫にあたる5歳と6歳の少女にも性 行為を強要したとされるが、本人は否定している。


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