デイビットのブラジルいろいろ日記

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コーヒー豆の市場価格高騰

2010-10-29 15:29:23 | Weblog
カフェー愛飲者の財布にも影響 !?

世界中でコーヒーの供給量が減少しており、コーヒー豆の国際相場が記録的な高騰を見せている。そのため、伯国内でもカフェー愛飲者の懐(ふところ)事情に影響が出てくる可能性がある。23日付フォーリャ紙が報じた。
21日のニューヨーク先物市場で、今年12月締めのコーヒー豆価格が13年ぶりの高値を付け、1ポンドあたり1・98ドルに達した。1週間の取引高では6・7%の利益差が見られた。
先物市場の取引商品の中でも、コーヒー豆は価格の変動要素が大きいとされており、需要と供給のバランスによって価格が大きく影響される。

国際コーヒー機関(ICO)によると、全生産国におけるコーヒーの在庫量は市場始まって以来の最低水準で、今年は1170万袋(1袋60キロ)程度だという。これは、昨年の2090万袋と比較しても約半分しかない。
伯国産コーヒーの生産量は世界の生産量の3分に1に上ると見られている。コーヒーは隔年で高生産と低生産を繰り返す2年周期の収穫方法がとられているため、2011~12年度には在庫量も減少することになる。


しかし、中にはコロンビア産コーヒーのように輸出を手控え、高値に合わせて需要への持続的な供給を狙う生産国もあるため、多少の売れ残りが出ることもある。
コーヒー豆の輸出業を営むアグビオ・レイテさんは、「ブラジルの生産量だけでは市場安定操作に十分とは言えない」と話している。

伯国の10~11年のコーヒー収穫量は4860万袋で、例年より23%も増大する。それでも来年の世界的なコーヒー在庫はわずか5%増にとどまることが予測されている。
聖州フランカ市のコーヒー生産者組合(Cocapec)に所属するアンセルモ・マグノ氏は、コーヒー1袋あたりの売り値が315レアルから一気に340レ アルまで上がったことに言及。さらに「これがコーヒー1杯の値上がりにつながり、そのしわ寄せが消費者にも及んでいる」と語った。

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