QAZのつれづれ日記

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シチリア演奏旅行 4

2014年05月26日 | 旅行

時間に余裕のあるこの日、一番行って聴きたかったのはSan Domenico Palace Hotelのレストランで演奏しているというマンドリン演奏だったのですが、あいにくこの日は演奏していないようでとても残念でした。
もし行くことになったらなったで格式あるホテルのことですからディナーは高いでしょうし、それなりのドレスコードもあるでしょうし、宿泊ホテルの方で予定されている夕食はキャンセルをしなければならないしと、何かと面倒ではあったのですが。

その後も道の両側に土産物屋がぎっしりと店を連ねたウンベルト通りをカターニア門までブラブラ散策しました。
デコレーションに工夫を凝らしたお店があちこちにあります。



カターニア門近くのドゥオモ広場にある明日演奏する教会を下見したり、展望の良い4月9日広場ではGianni D’amico (マンドリン)とGiuseppe Torrisi(ギター)の二人が演奏をしていました。


この二人のことはずっと以前より注目していましたし、ネットに演奏動画もたくさんアップされていますので、やっと会えましたねという感じです。
デジカメで演奏を録画したのですがとっさのことで録音できていませんでした。
なにごとも慣れないことをあわててやるとうまくゆきません。
写真のギターケースにあるCDを購入しました。
Sounatori Mediterraneiというユニットを組んでシチリア民謡、ナポリ民謡、イタリア民謡に分けてそれぞれ7曲ずつ収録してありました。

三日目は午前タオルミーナの見学、午後いよいよジョイントコンサートです。
宿泊ホテルは海岸沿いにあってウンベルト通り近くまではフニビエ(ケーブルカー)で上って行くことになります。
見学は何はさておき一番の見どころ、ギリシャ劇場です。


頂上に雪をいただくエトナ山を望む雄大な景色はほんとに素晴らしいです。
もし次に機会があれば今度はエトナ山のまわりをローカル電車でのんびり周遊してみたいものです。

教会での演奏も素晴らしいですが本当はここで演奏できたら最高、でもちょうどこの日からここで年一回の盛大なTaormina Arte(タオルミーナ芸術祭)が催されるようで、21時半開演の初日の準備のため大掛かりな舞台の設営中で、写真のブルーシートに見えるたくさんの機材が運び込まれていました。
何ごともあわてないイタリア人ですが、まだこんな状態で果たして準備が間に合うのかとちょっと心配ではありました。

関連ブログ:
シチリア演奏旅行3 (2014.05.22)



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