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菅氏、きょう日中財務対話 「インフラ輸出で相互利益」

2011-01-28 15:25:43 | 日記

 菅直人副総理?財務相は2日の閣議後会見で、3日に北京で開催される日中財務対話や温家宝首相らとの会談に関し、「中国はアジアで最も成長を続ける大きな国。日本と中国が成長分野でウイン?ウイン(双方が利益を得る)の関係を具体的につくる道筋を提起したい」と述べ、日本が高い技術力を持つインフラ輸出に向けたトップセールスに意欲を示した。 菅財務相は温首相のほか、李克強副首相や謝旭人財政相とも個別に会談する予定。人民元の切り上げ問題のほか、日本の新成長戦略や東アジアの経済協力が取りあげられる見通しだ。 菅財務相は会見で、中国へのインフラ輸出の有望プロジェクトについて、天津市の環境配慮型都市開発計画や海南島の観光振興計画、高速鉄道整備、原子力発電所建設などを挙げた。 政府は昨年末にまとめた新成長戦略の基本方針で、アジアの活力を日本の経済成長につなげていく「アジア経済戦略」の一環として、官民あげての鉄道や水、エネルギーなどのインフラ整備支援を打ち出している。 一方、米国が強く求めている人民元の切り上げ問題については「(日本が)圧力をかけているようなニュアンスに受け止められるのはいいことではない」と指摘、財務対話などでは慎重に取り扱う考えを表明した。 また、中国ではリーマン?ショック後の強力な金融緩和策により不動産価格の高騰が続いている。管財務相は「(1985年のプラザ合意以降の)土地バブルの失敗など日本の経験を踏まえた議論をしたい」と述べた。 日中両国の財政当局幹部が一堂に会する日中財務対話は、2008年3月の東京以来、3回目。【関連記事】? なぜ? 永住外国人が急増する背景とその実態 ? 円安進行 輸出に追い風 ? 人民元問題は議題にならず 日中財務対話 ? 企業の業績や資金調達に追い風 年度末株価上昇  ? 年度末株価1万1089円 昨年度末比37%上昇

銘柄パトロール(3):楽天、任天堂、フコク、マネックスGなど

2011-01-04 17:38:46 | 日記

 楽天 67800 +900 反発。UBS証券は、同社の投資判断「Buy(CBE)」、目標株価5.2万円を継続。ECと金融(銀行業務)とのシナジーの大きさは計り知れないそうだ。中期的にポジティブな取り組みだと指摘。ドイツ証券は、楽天にとって、イーバンク銀行は今後のグループ戦略の核であり、またイーバンク銀行の業績拡大は楽天会員とのシナジーにより生み出される見通しだと指摘。 任天堂 27900 +720 反発。野村證券は、同社のレーティング「1」、目標株価3.2万円を継続。E3が開催される6月に向けて、新型ハードや有力ソフトに関するニュースフローが増え、11年3月期以降の業績予想の市場コンセンサスとともに株価が切り上がるであると指摘。 フコク 793 +34 6日続伸。18日、10年3月期通期連結業績の上方修正と期末配当の増配を発表。営業利益は16億円を20億円へ上方修正。10年3月期の期末配当予想については、5円増額することとし、期末配当の予想を10円に修正。 マネックスG 43350 ?3850 3日ぶりに大幅反落。クレディ?スイス証券は、同社の目標株価は39,000円に据え置いたが、投資評価を従来の「Neutral」から「UNDERPERFORM」に引き下げ。CSでは従来から、統合後の顧客基盤維持が容易ではないと考えているもようで、オリックス証券のFX顧客の流出なども今後の懸念材料と考えているようだ。 YAMATO 4180 +700カ 4日ぶりに大幅反発。19日8時、10年9月期第2四半期連結業績の上方修正を発表。営業損失は1億1800万円を7800万円へ上方修正。また、連結通期業績予想は、同社グループをとりまく市況が未だ不安定であると判断しているので、現段階で修正はしないが、今後の通期業績予測の状況が判明次第、公表する。 ニコン 2031 ?63 続落。ゴールドマン?サックス証券は、同社の目標株価は2300円に据え置いたが、投資判断を従来の「買い(コンビクション)」から「中立」に引き下げ。為替環境がより厳しくなったことを考えると、同社の半導体露光装置事業への期待値が切り上がった公算が大きいという。 林兼産 123 ?11 続落。ワシントン条約締約国会議は18日、カタールの首都ドーハで開いている委員会で大西洋?地中海産のクロマグロの禁輸案を否決。 双信電 398 ±0 18日、10年3月期通期連結業績の下方修正を発表。売上高は従来の94億円を96億円に上方修正したが、営業損失は同5億円を5億7000万円へ下方修正。 三井不 1584 ?29 続落。10年1月1日時点の公示地価は全国平均(全用途)で前年比4.6%下落し、2年連続で前年を下回った。下落率は前年の3.5%から拡大。その他不動産関連銘柄も、本日は軟調に推移。 吉野家HD 98900 ?200 小幅下落。10年2月期の連結営業損益は、5億円の赤字(前の期は35億円の黒字)になったようだとの観測が報じられた。なお、19日9時10分に同社は、「これは当社が公表したものではありません。」と発表。(編集担当:佐藤弘)【関連記事?情報】? 日経平均大引け:反発、寄り前の外国人フローが12営業日連続で買い越し (2010/03/19)? 後場寄り付き:昼のバスケット取引は10億円の売り越し観測 (2010/03/19)? 銘柄パトロール:旭テック、ソニー、戸田工、ウェルネット (2010/03/19)? 日経平均前引け:3連休前のキャッシュポジション化に後場注目 (2010/03/19)? 19日相場見通し 積極的な売買は手控えられ、薄商いの膠着相場 (2010/03/19)