スマートフォンブログ 『2012年に10%』

スマートフォンの未来を探るべくGALAXY Tabを使ってみる。
Twitter:@pyon2012

XperiaとiPhone3GSとHT-03Aの簡易比較1(基本性能)

2010-03-14 08:15:34 | 商品
Xperia購入検討のために、
iPhone3GSとXperia、HT-03Aの簡単な比較を行いたい。
まずは基本性能、次のエントリーで機能サービス寄りの比較をする。
こういった比較は個人の感覚による部分も大きいため、
あくまで参考にとらえてほしい。

■持った感じ(大きさ、重さ、質感)
 手にしっくりくるのは、HT-03A>iPhone3GS=Xperiaの順。
 立っても座っても寝転んでも片手で使いやすいHT-03Aのコンパクトさは貴重。

■記憶容量
 iPhone3GSは本体内蔵の16GB又は32GBでまかない、
 XperiaとHT-03Aは必要に応じてmicroSD(microSDHC)を挿しこむ。
 Xperiaは最大16GB、HT-03Aは最大4GBまで公式対応。

■閲覧性の高さ
 画面の大きさに連動してXperia>iPhone3GS>HT-03Aの順。
 Xperiaは解像度も高い事もあいまって非常にクリアで見やすい。

■操作性
 好みもあるだろうが、HT-03A>Xperia>iPhone3GSの順。
 いずれの機種も静電式タッチパネルを搭載し、反応は良い。
 HT-03AはHOME、MENU、戻る、検索、発話、終話ボタンに加え、
 トラックボールが付いており、細かな操作に威力を発揮する。
 XperiaはMENU、HOME、戻るの3種。
 iPhone3GSはHOMEのみ。
 個人的には、物理キーがある程度あった方が操作がしやすい。

■サクサク感
 純粋な「処理の早さ」は、Xperia>iPhone3GS≧HT-03Aの順。
 Xperiaはタップして一瞬タイムラグがあって、
 一気に立ち上がる(表示される)感じで処理が早い。
 iPhoneはタップするととりあえず何か動きだす感じがあり、
 待たされているという感覚が実際よりも少なく感じる。
 Appleのこの「限られたリソースながらストレスを感じさせにくい」
 作りこみは、なかなか他社の追随を許さない点だと感じる。

■文字入力
 Xperia>iPhone3GS>HT-03Aの順。
 いずれの機種も物理キーがなく、ソフトウェアキーボードで入力する。
 Xperiaの優位点は快適な入力環境と優秀な予測変換にある。
 フリック入力は、Android機種でもアプリをDLすることで可能になる。

■持続性
 スマートフォンの利点の一つに、
 機種を買い換えなくともOSアップデートで新たな機能を追加できる点にある。
 この点では、単一メーカー、単一仕様のiPhoneが頭抜けている。
 Androidはそのオープンな特性により、
 様々なメーカーから、様々な機種がでるのが利点だ。
 だが、それゆえに各機種のOSアップデートへの対応可否が見えにくい。
 Xperiaについては、ドコモはアップデートには前向きのようだ。(※)
 HT-03Aについては不明。
 ただ、iPhoneからiPhone3GSになったときに感じたのだが、
 進化の真っ只中にある市場の商品は成長スピードが早い。
 処理速度が段違いであり、
 同じOSが使えるとしても新商品の方が断然魅力的に映る。
 そのため、筆者はこの点はあまり重視していない。
 3年くらいしてハードスペックの成長性の天井が見えてきたら、
 はじめて重視しだすと思う。

■アクセサリー
 先にも述べたが、iPhoneは単一メーカー、単一仕様であるがゆえ、
 築き上げたアクセサリー市場は圧倒だ。
 iPhoneは3Gから3GSになっても寸法が同じなので、
 ケース一つとってもメーカーは同じものを長く作れるため製造しやすい。
 Sonyの名を冠したXperiaはHT-03Aよりは期待できるだろうが、
 iPhoneに追いつき追い越すのは構造的に難しそうだ。

(※)XperiaのOSアップデートに関する過去のエントリー 2010/2/19

ソニー・エリクソン公式 Xperia(エクスペリア)ガイドブック
戸田覚&アバンギャルド
日経BP出版センター

このアイテムの詳細を見る


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。