夫と息子のオセロの試合は唐突に始まった。
息子がブラックジャックをしたいと夫にせがんでいたが、夫がめんどくさそうにしていたのを見て、チャンスと思った。
「オセロでもすれば~」
軽く話す。
夫は何も知らないまま、コマでかちゃかちゃ遊びながら、関係ないジョーク話をしつつゲームが始まった。私は離れたところで寝っ転がって本を読んでいた。本に意識はいかない。盤の様子が見えないので耳ダンボ。
ふざけていた夫の声や音がぴたっと止まった。静かなまま試合が流れてゆく。夫の辛勝。2コマ差。
「すごいね~もう一回してみたら?」
冷静にもう一回話す。
今度は、試合中盤から、私の檄が飛ぶ。盤は相変わらず見ていない。見ると援助になるから。「『しまった』とか声に出すな。」「相手の失敗を嬉しそうに声にするな。」「顔に表情を出すな。」「視線に気をつけろ。」「4つの線上にある点を忘れるな。」(このときは「そんなの覚えてるよ」と言い返される)「終盤まではいくらひっくり返されても構わないから端を取りに行け。」(この言葉には「パパにもばれちゃうから言っちゃ駄目」と言われてしまった。確かに。ゴメン。)
結果は。息子の勝ち。試合中に夫は一切口を利かなかった。
私と二人でハイタッチして抱き合って大喜びした。
真面目に頑張った勝利。初めての勝ち。今まで一切手を抜いて試合をしなかった事は息子にも分かっているし、それが余計に嬉しい気分を増幅させた。
敗戦の弁を夫が言う。「オセロ苦手だから。」負け犬の遠吠え。
せめてこのブログをきちんと読んでいてくれたら、違ったのにね。
将棋は私が教えられないから教えて欲しいと夫に頼んでいる。でも彼は教えていない。集中し勝負にこだわる事はとても良い事。オセロじゃプロになれないけど、将棋ならなれるよと息子には言っている。が、夫は自分の息子の幼さばかりに目が行って、息子の強さに目が行かない。(勿論将棋も囲碁もプロになるには、今の年齢では遅すぎるが、マージャンなら間に合うのでは??)
息子がブラックジャックをしたいと夫にせがんでいたが、夫がめんどくさそうにしていたのを見て、チャンスと思った。
「オセロでもすれば~」
軽く話す。
夫は何も知らないまま、コマでかちゃかちゃ遊びながら、関係ないジョーク話をしつつゲームが始まった。私は離れたところで寝っ転がって本を読んでいた。本に意識はいかない。盤の様子が見えないので耳ダンボ。
ふざけていた夫の声や音がぴたっと止まった。静かなまま試合が流れてゆく。夫の辛勝。2コマ差。
「すごいね~もう一回してみたら?」
冷静にもう一回話す。
今度は、試合中盤から、私の檄が飛ぶ。盤は相変わらず見ていない。見ると援助になるから。「『しまった』とか声に出すな。」「相手の失敗を嬉しそうに声にするな。」「顔に表情を出すな。」「視線に気をつけろ。」「4つの線上にある点を忘れるな。」(このときは「そんなの覚えてるよ」と言い返される)「終盤まではいくらひっくり返されても構わないから端を取りに行け。」(この言葉には「パパにもばれちゃうから言っちゃ駄目」と言われてしまった。確かに。ゴメン。)
結果は。息子の勝ち。試合中に夫は一切口を利かなかった。
私と二人でハイタッチして抱き合って大喜びした。
真面目に頑張った勝利。初めての勝ち。今まで一切手を抜いて試合をしなかった事は息子にも分かっているし、それが余計に嬉しい気分を増幅させた。
敗戦の弁を夫が言う。「オセロ苦手だから。」負け犬の遠吠え。
せめてこのブログをきちんと読んでいてくれたら、違ったのにね。
将棋は私が教えられないから教えて欲しいと夫に頼んでいる。でも彼は教えていない。集中し勝負にこだわる事はとても良い事。オセロじゃプロになれないけど、将棋ならなれるよと息子には言っている。が、夫は自分の息子の幼さばかりに目が行って、息子の強さに目が行かない。(勿論将棋も囲碁もプロになるには、今の年齢では遅すぎるが、マージャンなら間に合うのでは??)
でも、今後、夫の反撃があるかもしれませんよ。
勝って、兜のおを締めた方がいいと思います。