誰かが行かねば・・・道は出来ない―。
※あらすじ
明治40年、古来その険しさから「針の山」登ってはならない死の山と云われてきた前人未踏の山・劔岳
に挑んだ男たちがいた―。陸軍陸地測量士の柴崎は、日本地図最後の空白地点を埋めるため、「陸軍
の威信にかけて剣岳の初登頂と測量を果たせ」という厳命を受ける。調査のために山に入るが、絶壁・
雪崩・暴風雨、困難に次ぐ困難が隊員達を待ち受けていた―。日本地図最後の空白地点を目指した男
達の魂の記録
制作発表から楽しみにしていた movie。
周りを見渡すと平日だというのに観客が多かったが、殆ど中高年の人達。
この人達も、山歩きをしているんだろうな・・などと思いながら人間ウォッチングしてると上映が始まった。
いきなり、スクリーンいっぱいに素晴らしい景色が広がりあちこちから感嘆の声が聞こえてきた。物語が進むにした
がって、自然の厳しさ、山の恐怖、三角点設置の様子などもリアルに映し出されていく。そのリアルさは、撮影に
いか程の苦労があったことだろう。想像もつかない・・。観てると木村監督や出演者やそれを支えるスタッフの人達
の情熱を痛い程感じ得て、時々胸を熱くした。今世紀最大のドキュメント映画?だろう。
欲を言えば、人間同士の確執や仲間、とりまく人達の愛等の表現がもう少し欲しかったと思う。
つい原作と比べて、かなりの物足りなさを感じてしまった。
だけど、たった2時間半のスクリーンに納めること自体が無理な話なんだよね。
普段 何気なく山頂で、「三角点た~ツチ!」なんてお気楽の私だったが、三角点にどんな意味があり、どれだ
けの苦労のもとで埋設されているのかを思うと、神聖なものさえ思えてきました。
もっと大事にしなきゃ申し訳ないね。
素晴らしい映像に見入ってしまいました
剣岳 観にいかれましたか(*^^)v
映像、凄かったですねぇ~。
感激でした。
明治のその頃は、山に入る装備も今のように合理的では無かったし、大変な苦労だったと思います。
私達は先人達に感謝しないといけませんね。
原作本、読まれるようであれば 持っていきますよ
(*^-^*)