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韓国史劇「王の顔」

2017-06-19 | 韓国史劇・ドラマ・映画
光海君(クァンヘグン)をモチーフにしたドラマは、これまでに「火の女神ジョンイ」や
ホ・ジュン」を観ましたが、暴君というよりは
「聡明で賢く、武芸も優れていて行動力があり功績も多く民衆からの評価も高かったことが
逆に父親から警戒され、疎んじられた結果、「暴君」という汚名を着せられ、廃位されてしまった」
ように描かれていました。

この韓国史劇「王の顔」のストーリーもしかり。
さらに観相(人の容貌(ようぼう)・骨格などによって、その人の性質・運命を判断すること。)によって、
王になるべき相ではないと書かれた「龍顔秘書」を巡って進むストーリーは面白かったです。
朝鮮時代にこういった考えが王朝にまで影響を及ぼしていたのではないかと思えてきました。


■韓国史劇「王の顔」解説



本作の舞台は16世紀末から17世紀初めにかけての朝鮮王朝時代中期14代王・宣祖(ソンジョ)の治世だ。
政権の派閥闘争が激化し、1589年には鄭汝立(チョンヨリプ)の反乱、1592年から1598年
にかけては日本の侵略を受けるなど、内憂外患に揺れた時期でもあった。

本作の主人公、光海君(クァンヘグン)は、宣祖の息子で後に15代王となる人物。
兄弟を暗殺し政敵を粛清するなど、暴君として扱われてきた王だが、外交手腕に優れ税制改革の
実施など、現代における歴史的評価は非常に高く、光海君が名君となる過程を描いた作品だ。
なお、ヒロインのカヒは架空の人物だが、宣祖と光海君の親子二代に仕えて妖女と呼ばれた尚
宮キム・ゲシをモデルとしている。

14代王・宣祖と15代王・光海君の葛藤を描いた作品はこれまでも多く制作されてきたが、
顔にその人の運命が現れるという“観相”をテーマにしているところが珍しい。

■韓国史劇「王の顔」 予告(韓国版)

■光海君(クァンヘグン)
ソ・イングクさんの凛々しい顔立ちは「朱蒙」のソン・イルグクさんを彷彿させます。
このドラマで初めて彼のことを知りましたが、コミカルな部分の演技もとても面白いです。
いつも傍らにはヨンシンが仕えていて、このヨンシンもとてもいいキャラクターです。
ドラマの挿入歌「遠ざかる」もいい曲です。
やはり歌手なのでいい声をしています。







カヒとの切ないラブストーリーもいいです。
この時代は大同契(テドンゲ)やイ・スンシンなど、義賊的な朝廷外の勢力が
荒んだ民や国を必死で守っていたのだなと思いました。





私的にはこのドラマはとても面白いと思いました。

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