■韓国映画「ワンドゥギ」 予告
2011年の韓国映画 韓国では530万人を動員した大ヒット映画。
キム・リョリョンの同名のベストセラー小説を原作に映画化された作品。
タイトルの「ワンドゥギ」は主人公ワンドゥクの呼び名である。
テレビドラマ「トキメキ☆成均館スキャンダル」、「六流が飛ぶ」などで
人気の俳優ユ・アイン主演。
複雑な家庭環境から夢も希望も持てない高校生と、武骨な担任教師の交流を描く。
主人公を見守る口うるさい教師に、『チェイサー』、『ファイ』のキム・ユンソクが扮する。
問題児の主人公が周囲とぶつかりながらも成長していく物語は、
韓国で幅広い世代に支持された。
(Webより抜粋)
■韓国映画「ワンドゥギ」
ユ・アインさん、キム・ユンソクさん共演の映画だったので観てみました。
とても個性的な二人の俳優がどんなストーリーを繰り広げるのかとても気になりました。
この映画、とても面白くて心が温まるようなストーリーでした。
口が悪く、態度も悪い教師らしからぬ荒くれドンジュ役のキム・ユンソクさんが
とても良かったです。
二人のやりとりが、くすっと笑える場面ばかりでした。
ワンドゥクが高校三年生で進路を決めていくのですが、
「キックボクシングをやりたい」という希望にただ一人、理解を示します。
口は悪いのだけれど、本当に生徒たちのことを想っての言葉の数々に
愛情深い人柄が見えてくるようで・・・。
「10人の泥棒たち」でもユニークなところがあって、この映画も良かったです。
おかげでワンドゥクはやり場のない憤りをボクシングにぶつけて、
才能が開花していきます。
ユ・アインさんは「密会」、「カン・チョリオカンがくれた明日」でも、
この映画のように貧しい境遇の中で繰り広げられるストーリーで、
こういった作品の演技はとてもいいです。
この映画を観て、ますます好きになりました
■STORY
将来の展望も夢もない高校生のワンドゥク(ユ・アイン)は、
障がいにより背が小さい父親と父親を慕う叔父との3人暮らし
家が貧しく勉強が出来ない問題児だが、ケンカだけは誰にも負けない青年。
隣の家に住む担任教師のドンジュ(キム・ユンソク)にいつも口うるさく
干渉される日々にうんざりしていた。
そんなドンジュを疎ましく思っていたワンドゥクだが、ドンジュから
存在さえ知らなかった母親のことを知らされ、会うことを勧められる。
そこでドンジュは、家を出ることを考えるが……。