ペアレントトレーニング②

前回の続きです。ぷらっとでは、10回のセッションで構成しています。平日コースは、5名の受講者がおられ、相互に各家庭で実践(宿題)してきたことを、発表しあいます。ほめること、ほめられることになれていない日本人にとって、「ほめる」その行為そのものから、このペアトレはスタートします。「すごーい」「ありがとう」「えらいねー」これらは、まだ日常的にでやすいほめ言葉ですが、ペアトレでは具体的にその子がした良い行動をほめます。「今日は、お皿洗い家族全員の分やってくれてありがとう」と。近づいて、穏やかに、静かに。この原則をCCQといいます。毎日、気ぜわしい母親にとって、とても大変なことです。だからこそ、「今日の母さんどうしたんだろう」と子供に思わせるくらい「ほめ」まくること、一度試してみませんか。「親が変われば、子は変わる」「親が幸せなら子供も幸せ」と常づね感じています。興味のある方、ぜひご連絡くださいね。

寒い

なんでしょうか。この急激な冷え込みは…確かこの前の日曜日は、暖かかったような?やはり冬は毎年同じように来るんですよね…さて、「ぷらっと」は成年後見等の受任というお仕事をしています。これは、判断能力の低下した方の財産管理や身上監護というのが、その主な業務です。「ぷらっと」として今お一人の方の「保佐人」を受けています。プライバシーのことがありますので、多くは語られませんが、保佐人になって１年が過ぎました。１年経過すると、その方の財産や近況報告、保佐人としてやってきた業務を裁判所に書面で提出する義務があります。先日、その裁判所から報酬の審判がおりました。ぷらっとが、その方に支援してきた代償として。成年後見というと身内がなって、なんとなくボランティアでってイメージの方もいらっしゃると思いますが、個人的にはきちんとした体制と、やはり、いくらかの報酬がないとこの制度浸透していかないと思ってます。そういう意味では、画期的なことかな。益田にも、たくさんの判断能力の低下した高齢者や障害者の方がおられます。常に悪徳業者から狙われたり、だまされたり…。弁護士さんや司法書士さん、関係者とともに益田にも「後見センター」設立に向けての動きがあります。身近に必要と思われる方がいらっしゃたら、ぜひご相談ください。「ぷらっと」０８５６－３２－０７２０です。

ペアレントトレーニングについて①

平成20年度のぷらっとの事業の一つに、ペアレントトレーニングという親の学習の場があります。通称ペアトレとは、「親と子供がよりよい関係」をつくるためのテクニックを学ぶ場といってもよいでしょうか??してほしくない行動を減らすには、してほしい行動を増やす、肯定的な注目をあたえる＝ほめる　というところに主眼がおかれています。私たちは、日常生活の中で、「ほめる」ことをつい忘れがちになってしまいます。そこで、ペアトレの中では、ほめることからスタートします。毎回宿題がでるので、次のセッションまでにしっかりお子さんを観察することになります。そうすると、良いところを一生懸命探さなければならないので、「あれ、こんなことしていてくれたんだ」とかちっちゃなことでも「すごいね、ありがとう」とほめる場面が増えると子供は「なんだ、いつもと違うぞ」と感じながらも、その行動は良い行動なんだと理解してきます。簡単ではないし、親にゆとりがないとできません。続きは次回、お話します。

今年も…

月日の流れは早いもので、気づくと今年も後2ヶ月弱
何をしてきたんだろう、と振り返るとなんだかばたばたとした年で、ぷらっととしては何か進展したのだろうかと…会員の方に何もお返しできない、皆さんの期待に沿えることができなかったと反省です
来年にむかって一言
１．ぷらっとに寄っても誰もいない…ってことがないように、できるだけ事務所に居るようにします。
２．会員さん向けにさまざまな分野の学習会を開催し、情報交換の場をつくります

　これからも、よろしくお願いします。