人形畑だより/かみむらじゅんこブログ

「人形アニメ、あと畑、始めました」
鳥取のボロ一軒家、人形アニメと野菜作りに励む日々。

スイカ

2011-08-29 | 
夏ももうすぐおわりですが、ずいぶん暑い日が続きますね。

今年の鳥取の、夏の思い出をふりかえると、
海水浴で潮のうねりに浮き輪で酔い・・・
花火大会でのんだくれ・・・
砂像づくりで日焼けして・・・

と、素敵な思い出ばかりですが(?)

やはり、夏といえばこれでしょう!


スイカです。

2つ苗を植えたものの、
1つは虫に食われ、
残った苗についた3つの実のうち、2つは鳥に食われ・・・

そして無事に収穫をむかえたのは、
この1つというわけです!

しかし、思わず間引きされたおかげで、
小玉ですが、なかなか甘く、ジューシーに育ちましたよ!




もちろん、ひとりでいただきます!
う、うまい!!



鳥取名産のスイカ。
今年はあんまり収穫できませんでしたが、
この種から、来年はどっさり収穫してみますよ!

グッバイ、サマー・・・

砂の像

2011-08-17 | 鳥取
お盆も過ぎて、近頃急に雨が降るようになりました。

空には黒い雲が広がり、ゴロゴロと雷が鳴っています。
恐ろしくて畑にいけない・・・

さて、お盆前の頃ですが、
ここ浜村地区の新スポット、ヤサホーパークで、
『砂像プロジェクト』というイベントがありました。

京都造形芸術大学の学生さんを中心に、地元中学生と、
UI会という鳥取に移住、Uターンした人たちのグループと、
地域ボランティアで、
公園に7つの砂の像をつくるという企画です。

そのボランティアに参加したのですが、応募したのは、なんと私ひとり・・・

どきどきしていましたが、
大学生とUI会のいる、全員で8人ほどの班にまぜてもらい、
砂像つくりにチャレンジ!



50人ほどの人が7班にわかれ、
二日半かけて、それぞれ高さ1.5メートルの像をつくります。
テントはあるものの、連日35度をこえるかなりきびしい暑さの中の作業でした。


学生さんは3人。みんな19、20のぴちぴちギャルです。

因幡の神話をテーマに、八上姫と大黒さま、うさぎとサメ、と
モチーフてんこもり!なものをつくります。

作り方としては、四角い木枠に砂と水をつめて、上から圧力を加えてカッチカチに固めたものを、
コテや彫刻ナイフ、スプーンなどで削っていきます。


とってもデリケートな砂像。
大黒さまも、作っている途中で鼻がくずれてしまいました。

表面が乾くと、砂が落ちてくずれてしまうので、
しょっちゅう噴霧器で水をかけてやらないといけません。


何度もくずれては砂と水をまぜて盛り、彫って・・・、と修正をくりかえしました。
モデルの『ふかひれ君』も心配そうに見守ります。


さて、あっという間に最終日。
鼻のくずれた大黒さまも、目鼻立ちのくっきりした男前になりましたよ!


UI会の方の力作、サメとうさぎ。
がっぷりいっちゃってます・・・


八上姫も、浜村風に貝殻娘になっております。

さぁ、夜はろうそくでライトアップしますよ。




夏の日差しも良いですが、ろうそくのゆらめく光にてらされた砂像も
雰囲気があって、これまた素敵ですね。


夕方、公園を走っていたランナーも、足を止めて砂像に見入っています。


無駄に毎晩輝くこの青い光と、ろうそくの赤い光が対照的で、
また花火のときとは違った、落ち着いた夜でした。

しかし、家に帰って、なんか腰がかゆいと思ったら、
しゃがんだ時に出ていた腰だけ、真っ赤に日焼けしていました。

ああ落とし穴・・・

貝殻節祭り

2011-08-05 | 鳥取
暑い日が続いていますね。
もうすぐお盆ということで、こないだはお祭りに出かけました。

この辺では、「貝殻節」という歌が昔からあり、
それにちなんで「貝殻節祭り」というお祭りが毎年開催されています。

夕方、会場のあるとなりの地区まで、てくてくと歩いて行くと、
向こうに見えるのは・・・ん?やま?

これを越えるのね・・・

しかし、いったん頂上まで行くと、すごい見晴らし!


さて、坂を下ると、そろそろ会場の船磯海岸が見えてきました。





なかなかにぎわっていますね。
私が鳥取に来て、こんなに人が集まっているところを見るのは、はじめてです!(涙)
出店では、浜辺らしく、サザエやハタハタやイカなんかが焼かれて売っていました。

あれ、なんか向こうにカニが浮いてる・・・と思ったら!

ご存知、鳥取のゆるキャラ!「ととりん」です!
暑いだろうなぁ

ステージでは、貝殻節を歌ったり、貝殻節で踊ったりと、いろんな貝殻節を聴けました。
いつも、夕方の放送で流れるメロディーを聞いていましたが、
歌を聴くのははじめてです。

イカとともにステージを楽しみました。

そして、おまちかねの水中花火です!
まっくらな砂浜にこしかけ、缶ビールのタブをおこして、日本海の夜空を見上げます。

海と漁り火以外には何にも無い夜空にあがる花火は、なんとも幻想的で、
空から降ってくる花火の光は、まるで流星群のよう。



太鼓の音とともに、また、あの山をのぼって帰りました。