小鼓の会

さいたま市大宮区内で小鼓の稽古をしています。
「小鼓を始めてみようかな」と思っている方、ぜひご連絡を! 

9/24 喜多流青年能「鵜飼」を見てきました。

2016年09月25日 | 会員からの投稿

昨日、喜多能楽堂で開催された喜多流青年能に行ってきました。

仕舞のあと、能「巻絹」、狂言「柿山伏」、能「六浦」と演じられ、最後が森先生の出演される能「鵜飼」(シテ:高林昌司)でした。

鵜の段の鵜を使って魚を捕る前シテ(鵜使の霊)の所作の面白さや、キリでの後シテの閻魔王の豪快な舞と大変興味深く鑑賞しました。

森先生の通る掛け声も印象的でした。

先日、笛吹市石和町に寄って「鵜飼」にゆかりの場所をいくつか訪ねていたので、過去の観能の時よりも今回は脳裏にはっきりと風景が浮かぶようでした。

会場では、小鼓の会のHYさんやTKさんにお会いすることができました。

また、ホールで喜多流の能装束の写真集などの立派な資料が無料配布されていたので、いただいてきました。

 

 

 

  ↑ 無料配布されていた資料2点

  ↑ 笛吹川の川岸に立つ「鵜飼勘作」像(石和町)

 (S治)


10月の森先生の舞台予定

2016年09月18日 | 森先生の舞台予定(個別紹介)

10月の森先生の舞台のうち2公演をご紹介します。

◆能「清経」(シテ 辰巳和磨)、五雲会

 日時:10月15日(土)12時~、

 場所:宝生能楽堂 

 他に能「三輪」「放下僧」「融」など

 詳細はこちらをクリック ⇒ 五雲会

◆能「俊成忠度」(シテ 武田伊左)、東京青雲会

 日時:10月26日(水)14時~

 場所:宝生能楽堂

 料金:入場無料

 他に舞囃子「松尾」「山姥」など

 問合せ:宝生能楽堂(03-3811-4843)


小鼓のお稽古の楽しさ

2016年09月10日 | 会員からの投稿
小鼓のお稽古の楽しさは、究極のコミュニケーションにあると思います。
 
小鼓のお稽古では、先生が大鼓のリズムを打ちながら、謡を謡われるのに合わせて、小鼓を打ちます。
 
能での謡のように、お稽古でも謡には緩急がついています。その速度感を感じながら、幾つもある手(打つパターン)を演奏して仕上げていきます。
 
その緩急を感じて、「合ったな」と感じた時、「やったぁ」「楽しいなぁ」と充実した気持ちになります。
 
その気持ちになるのは何故なのか。それは、そこに言葉(情報伝達)ではない、究極のコミュニケーションが成り立っているからです。
 
(TK)