心理学の本(仮題)

【職場に】心理学書編集研究会(略称:心編研)による臨床心理学・精神医学関連書籍のブックレヴュー【内緒♪】

え~知らないの~なんて言われたくな~い(フラットに)

2005-10-14 12:50:43 | 心理以外
 どうも。psy-pubにおける主婦の井戸端会議@朝の公園ウォッチャーの何某です。
 先日も,井戸端会議にて,スターバックスのコーヒーのコンビニ販売開始という,ハヤミミムスメのトレンド一番乗り(フラットな発音で)情報を掴みました。主婦A氏いわく「(夜中の)2時に入荷だから,4時に買いに行かなくちゃ」とのことでしたが,近くのコンビニであっさり購入。スターバックスコーヒーラテ,定価210円。まあ美味しいですよ。お試しあれ。4時に買いに行く必要はないですが。
 さてラテといえば,私,牛乳が好きで好きで,米と牛乳を同時に口に入れても全く平気どころか,むしろ入れたいわぐらいの牛乳好きなんですが,そんな私ですから,コーヒーは,コーヒー牛乳とかカフェオレとかカフェラテとか,何でもいいですが,牛乳が入ってないと我慢がならないのですが,コーヒー業界は牛乳好きの気持ちがわかる人がいないのか,5年前くらいには,明治乳業から「THE COFFEE MILK」というのが出ていたのですが,これは牛乳好きを納得させる至高の一品だったのですが,現在は製造していません(怒)。したがって,ここ数年は,ジョディ(フォスター)も飲んでる「カフェラッテ」でお茶を濁すしかないという暗黒時代だったのですが,不世出のスーパースター「銀座クレムリ カフェ・オ・レ」(セブンイレブン開発)の登場により,赤壁での大勝利をものにしたのは皆様の記憶に新しいところでしょう。(注:少し疲れています)。セブン,グッジョブ。これは牛乳好きのコーヒー牛乳好きでかつコーヒーゼリー好き(すなわち私)にはドストライクもドストライク,ライクドストエフスキー,カラマーゾフの兄弟も驚嘆のマゾ・オカマの兄弟(by筒井康隆)ばりのMy Favorite thingsで,仔猫のヒゲなんて眼じゃないわけですよ。(注:かなり疲れています)。てなわけで「THE COFFEE MILK」喪失の悲劇を繰り返さぬために,皆様もいったんセブンイレブンに入ったら,必ず「銀座クレムリ カフェ・オ・レ」を握って店を辞しましょう。ご飯は五分で食べましょう。そうすれば悲劇は繰り返されずにすみます。ちなみに私は毎日2本買ってますよ!(注:最近舞城王太郎読んでます。とても疲れています)。
 以上,「まあ飲んどけ」のコーナーでした,なんていう最悪な導入で恐縮です。今日は「まあ読んどけ」の書籍を紹介。


文学部唯野教授
文学部唯野教授
筒井 康隆

 これは小説なんですが,物語上で主人公が,小説の主人公としてのストーリーを全うしつつ,文学理論(文学批評理論?)を講義するという,メタな構造になっておりますです。ストーリーのみを追っても十分楽しいのですが,「講義」の部分が,印象批評~ポスト構造主義までの文学理論を扱っていて,これが現代思想へのなんとも良い入門になっていると思うんです。
 これを読めば,『構造構成主義とは何か』とかが格段に読みやすくなると思いますよ。もちろん不足は多々ありますが,大まかな流れがつかむならこれですね。大学生・院生レベルに非常にお奨めです。
 あと,文学に限らず,「批評する」という行為全般について,非常に考えさせられる1冊でもあります。



文学部唯野教授のサブ・テキスト
文学部唯野教授のサブ・テキスト
筒井 康隆

 有名な「ポスト構造主義による一杯のかけそば」が収録されてます。文庫版には河合隼雄先生も交えた対談が収録されているようですが,私はハードカバーしかもっておらず,未見です。読んだ方感想ください。



文学とは何か―現代批評理論への招待
文学とは何か―現代批評理論への招待
テリー イーグルトン, 大橋 洋一, Terry Eagleton

 唯野教授のモデルである大橋先生による,『文学部唯野教授』の元ネタ(といっても構成だけですが)。当然ながらこちらのほうが読みにくいです。上記2冊の後ならイケルかも?

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