吾輩は猫である ～第七章～

吾輩は猫である～第一章～

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吾輩は猫である～第三章～

吾輩は猫である～第四章～

吾輩は猫である～第五章～

吾輩は猫である～第六章～

 

 

 

吾輩は猫である

 

 

 

 

名前はトラ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１４歳。 

 

 

 

今日は名前の話をしようと思う。

 

 

 

 

皆様ご存じのとおり、吾輩の名前は 『　トラ　』

吾輩の風体からして、深くは考えずに命名されたに違いない。

 

 

 

 

 

だが吾輩は

 　　　　　　　　　　　　　　　この名を いたく気に入っている。

 

 

 

 

もし吾輩が、『 トラ 』　以外の名前だったらどうなるか...

 

 

 

 

吾輩は猫である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ありえねぇ～～っ

 

 

 

 

名前の印象から、猫の見た目や気質でさえも変わってくる。

名前はとても大事なのである。

 

 

 

 

 

うちの嫁を紹介する。

 

 

 

 

 

名前は華子。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　まぁまぁ美人だ。

 

 

 

ハナコ...花子...ではなく

あえて　『 華子 』

ここがみそだ。

 

 

 

 

猫の果てなき意地とプライドを探究し

　　　　　　　　　　我が家の頂点に君臨する女王華子

 

 

 

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　肖像画もある。

 

 

が、しかし...

 

 

 

　　　　嫁にはむかない。

 

 

 

 

 

吾輩は最近、色んなあだ名で呼ばれたりもする。

 

 『 トラ 』 という立派な名前があるにも関わらず...

 

トラリン。。トラッチ。。トンちゃん。。トラじぃ。。じい。。

じいさま。。彼氏....

 

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　もぅ 何とでも呼ぶがいい。

 

 

 

変なあだ名をつけるのは、だいたいペットシッターだ。

 

 

 

 

　　　　　　　　　みんなも気をつけろ。

 

 

 

 

それと余談だが...

 

今から猫と暮らそうとしている人間に頼みがある。

猫に良い名をつけ、一生大事にしてほしい。

 

 

 

 

 

　　　　　　猫が薄情だなんて誰が決めた？

 

 

 

 

大事大事に育てられた猫は皆

 

 

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　必ずその恩に報いる。

 

 

 

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　その証拠が吾輩だ。

 

 

 

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