去る11月7日土曜日に都内で開かれた、京都市で京町家の保存・活用を行っている京町家情報センターさん主催の講演会・相談会「京町家暮らしのイロハ」に参加してきました。
相談会では京町家の改修を手がけている京町家作事組所属の建築士の方々からお話をうかがいました。
私はなぜ京町家の多くが100年以上も保たれているのか尋ねたら、
「建材と工法と建て方にある。つまり通風がよくなる用に風通しを考えて作られているから」とのことでした。
特に1階の床は現代の住宅などと比べて土間の面積が多く、地面に湿気が逃げやすく、反面、夏でも涼しくなる、とのことでした。
京都市街は盆地で、その気候は建物にとっても決して好適な環境とはいえないはずなのに、です。
こうした智恵は現在の住宅などにも生かしたいところです。
(11月7日のコラム)www.propertec8.com
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