
F log
祭日の夜。
ちょっと飲みたくなったが、いつもの Bar 「 B 」 はお休み。
やはり近所にあるラテンな Bar 「 C 」 に行く。
若いバーテンダーがカウンターにひとり。先客はなし。
夏は過ぎ行くも、店内ではモヒート祭り真っ最中。
F 嫁はラム+ココナッツ+パインの ピニャ・コラーダ を注文。


非常に淡い色が特徴。
スモーキーなヨード香、舌にピリピリくる刺激はあいかわらず。旨い。

樽出しそのままの原酒は度数 55.7 !!
カリラと比べると煮詰めたように濃い。甘さと辛さのバランスがとてもよく重厚な印象。
最後に選んだのは・・・
トップ写真、ボウモア の エイジングバレル 。
グラス左に蛇口つきの樽が見える。
瓶詰めで成長が止まるボトルと違い、樽で保存しどんどん熟成が進む魔の酒。
樽出しカスク・・というか樽のまま味わう度数は56度以上。ラフロイグのカスク以上の琥珀。
まずその香りが凄い。
キャラメルのような甘い香りがたまらない。この香りだけいつまでも嗅いでいたい。
味わいもひと口含んだ途端、目が覚めるような鮮やかさ。素晴らしいコクが広がる。
余韻も長くつまみもチェイサーもなにも口に入れたくない感じ。
飲み終わった後のグラスを嗅いでいるだけで楽しめる。
ま、要するに旨いんだね。
3杯ともグラスを変えてきた若いバーテンダー君、ごちそうさま。
たいへん美味しかった。
F 嫁を筆頭に世の女性はアンチ・エイジングに御執心だが、歳を重ねた味わいというものが
あることもまた事実だろう。
つまみさえ口にしたくないほどの芳醇な酒の味わい・・・一度くらい体感してみたいものです。(たぶん無理だけど。苦笑)
それにしても最後の一言!
脱帽です。
「歳を重ねた味わい」・・・出したいっ!
しらふで読み返すと赤面モノですねェ・・・
どうもモルトになると必要以上にかっこつけてしまうようです。
でもホントにエイジングバレルは美味しかったですね。
(ショットでよい値段しましたが)
「歳を重ねた味わい」・・・ 言い訳っぽいですが、最後の拠り所ですね。
そろそろ、本名も名乗っておきたいので、
よろしかったら、エキサイトにご連絡ください。
hirorin330@excite.co.jp
ブログのメールリンクいつ消しちゃったんだろう。
先程メールさせていただきました。
まさかhirorinさんからという訳にはまいりませんので、
私達の方から名乗りを上げさせていただきました
変則「悪いオトナの会」などできたら、と夢見ております。
どうぞよろしくお願いいたします。